だれでも一度は、処女だった。 (よりみちパン!セ)

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  • 理論社 (2009年2月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652078419

だれでも一度は、処女だった。 (よりみちパン!セ)の感想・レビュー・書評

  • 処女にまつわるエトセトラが知れました。

    結構、テキトーに処女喪失されてるのだなぁ、と思いました。

  • YA向けシリーズの中の一冊。
    正直興味本位。切り口は面白いとおもう。
    しかしかなり赤裸々な告白だた。。。
    YA世代の読者には刺激が強すぎやしまいか…
    大人が読む方がよいと思う。

  • 内容が、っていうより、企画・コンセプトが最高。
    童貞、はネタにできるのに、処女はなかなか扱えない。
    その点で貴重だし、パイオニアだと思います。

  • 辛酸なめ子 さんが好きなのだけど、この本も、おまけみたいな感じだったけど、連名にしてあるのは、客寄せなんだろうか?きっと千木良悠子さんの名前だけだったら、本、手にとらないもんな。よりみちパンセシリーズがとっても気になっていて、この本借りたんだけど、なんか本の感じかわった?すごく分厚くてそれにびっくり。
    みんなの処女話を聞いて、若い人ほど、しょーもない喪失の仕方をしている人が多くて、もったいない、と思った。きっと、そうだと思う。本の中だけじゃなくて。そして女子同士のプレッシャーというのがすごく大きい。ああ、もったいない。私がもしも処女にもどれるのなら、「私は結婚するまで処女でいます。」と宣言したい。
    女子は処女に対してあせる、というのは書かれていたけれど、「処女は男に対して、価値になる、それをなくしてしまって、もったいない」的な思想はあまり書かれていなかったな。
    私が処女に対して思うのは、結婚相手の条件として、男性に「高い年収」や「顔や背の高さなどの容姿」がプラスの条件になるのと同じように、女性の処女というのはとても高く買ってもらえる好条件だ。そして、高い年収はかなりの努力が必要、容姿は遺伝的要素が大きい、など、大変、もしくは不公平にできているのに、女子の処女は、生まれながらにして、全員が持っている価値あるもので、これは高く売れるのだー。女子は白馬に乗った王子様との結婚に憧れる。王子様(高収入、かっこいいなど好条件)との結婚にはこちらもいい条件が必要。女子は自分の処女を守り通せばよいだ!そしたら、きっと、非処女のオネイさんよりも、もっと早く結婚できるぞ!

  • 辛酸さんとの対談がおもしろかったのと、
    誰でも、どんな男の人も女の人もおっかなびっくりの「はじめて」があるんだよなーって考えた。
    年代で内容や話しぶりが異なるのもおもしろい。

  • よりみちパン!セの一冊。先に『童貞の教室』を読み、まるで対のようなこのタイトルを借りてきて、なかみも似たようなものかと思ったら、全然ちがった。

    あちらは、自分自身の童貞時代をもとに、童貞の悶絶、モウソウ、勘違いや思い込みをぐりぐりと書いたものだったが、こっちは「処女(あるいは処女喪失)」について、母にはじまり、女の人(若い人から年輩の人まで)、処女の人、男の人(若い人から年輩の人まで)、さらに専門家、祖母、再び母、そして自分の記憶にも聞いてみた、というのをたくさん集めた本なのだった。(男の人に聞いてみた中に、『童貞の教室』の著者・松江哲朗も入っているところがナイス!)

    私も、韻を踏んで、PC広辞苑(六版)で「処女」を引いてみた。

    しょ‐じょ【処女】
    (1)(「家に処いる女」の意)未婚の女。まだ男性に接しない女性。きむすめ。
    (2)(接頭語的に)
     (ア)人が一度も手をつけず、自然のままであること。「―峰」
     (イ)初めて物事をすること。今までに経験のないこと。「―出版」

    ついでなので、「童貞」も引いてみた。

    どう‐てい【童貞】
    (1)まだ異性と交接していないこと。また、その人。主として男子についていう。「―を守る」
    (2)カトリック教で、尼僧の称。

    この、ビミョーな違いがいかにもおかしい。
    処女は「まだ男性に接しない」で、童貞は「まだ異性と交接していない」。

    巻末の対談で千木良悠子と辛酸なめ子も語っているが、「なにをもって「処女喪失」なのか」というのは、この「接しない」と「交接しない」の違いにも似た奥深さがある。

    この本には、話をしてくれた人の話だけが入っていて、アタリマエだが話してもらえなかった人もたくさんいるらしい。世代差や、都市部と地方の差も大きいようだと千木良は話している。

    清水良典による「文学のなかの処女」を読んでいて、あーそういえば、吉田秋生の『夢みる頃をすぎても』に、「キスもしてなかったのに、いきなりフルコース」という処女喪失が描かれていたなあと思いだした。

    初めて書いた作品です、という意味ではなくて、斎藤美奈子の「妊娠小説」風な意味で、「処女小説」や「処女マンガ」を探ってみるのもおもしろいやろうなーと思った。

    取材を終えた千木良は
    「処女」ってとても興味深い概念だと思うのです。(千木良、p.322)
    と語っている。

    「処女」はエイゴでいえばvirginであろうに、なにゆえ「女」がつくのか?(広辞苑も、童貞の語釈のほうがその点ニュートラルである。)
    lost virginは、いつ、いかなる状態をもって定義されるのか? 等々。

    辛酸が描いた扉のカットや各章のマンガもあわせ、なかなか類書のない本やろうな。

  • な、生々しい・・。
    がしかし。タイトルといい、その潔さに脱帽です。

  • 100%orangeのイラストがカワイイ「よりみちパン!セ」シリーズ41冊目。

  • 処女喪失体験インタビューがメイン。現役処女や、処女とセックスしたことのある男子、同性愛者へのインタビューもある。社会学者(宮台)の話や、文学における処女についての話(清水義範)、お医者さんの話(STDやHIVに気をつけよう)もある。そして、辛酸なめ子の漫画が間に挟まれる。ともかく、このシリーズにしては本も分厚く2段組み。で、読み応えがあるんだけど、いまひとつな感じは拭えない。答えを求めず漫然と話を聴くのはエスノメソドロジーの調査者なんかとしてはいいと思うんだけれど、そういうことに意図的であるとも思えない。多様な年齢層の多様な職種の多様な性的志向の対象に聞いているのに、ビックリするほどひとつひとつのインタビューが、パッとしていない。そして、自分の処女体験を語るにあたって「なんでそんなことを書かなきゃいけないんだ」と思ったけれど、他人にも聞いたのだから覚悟を決めて書くことにしたと書いてあって、それに呆れた。そんな姿勢でインタビューに臨んでいるから、あんまり引き出せてないんじゃないか、とも思った。かなりプライベートな問題を他人に対して聞くにあたって、問題点や他人に与える衝撃をよく整理しないでインタビューを始めるなんて、言語道断。自分が処女体験を聞かれたらどんな気持ちがするかなんて初めに考えてしかるべきなのに。と思った。興味本位先行なところ、未知のインタビュー対象ではなく、自分の理解の範疇内として、お友達感覚で対象に臨んでいるところが、このインタビュー集のイマイチなところなのかもしれないと思った。鋭い質問が見られないところも、残念だった。

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