- Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652078556
作品紹介・あらすじ
「できる」か「できない」かで人間の価値が決まる。できれば、多く取ることができる。-そんなこの世のきまりや価値が、正しい理由はない。だったらなぜそうなっているのか、そしてどうするのか、社会は人は、どうあれるのか。おとしまえをつけねばならない。-泣く子も黙る「生存学」のたおやかな巨匠が、はじめてやさしく語り尽くす。マンガ、イラスト多数、対話も収録。
感想・レビュー・書評
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このレベルまで軟らかくしてくれると、理解できました。
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12 障害者スポーツの可能性とできない身体の創造性[山崎貴史先生] 3
【ブックガイドのコメント】
「『できること』=能力で人間の存在価値が決められてしまう現在の社会に疑問を投げかける一冊。」
(『ともに生きるための教育学へのレッスン40』68ページ)
【関連資料(北海道大学蔵書目録へのリンク先)】
・[増補新版]2018年発行(新曜社)
https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2001775719 -
I からずっと論理をおっていけるのだが、「X 世界の分け方」のところから将来の構想、展望になるのだが、ここが、すこし唐突な感じ。
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あーでもない、こーでもないと、色々考えるのが好きな私としては、好きな本。
だけど、読了してない。 -
いろいろと考えさせてくれます。
つらつらとかかれている分を補足や参照で補ってくれて、結果わかりやすいような…気にさせてくれます。 -
人が生きるということについての本。
前半では人の価値、後半では生きるための手段としてベーシックインカムについて語る。
・私が作ったものが私のもの
・私がすること、できることが私の価値
という社会のきまりに対する、「人よりできない人は存在する価値がないのか」という疑問から論を進める。
私が「できて」「作った」(労働成果など)価値評価の対象となるものは、私が自分から切り離して売買しているもの。自分から切り離せるようなものをもってその人の価値とするのはおかしいのではないか、という説に意表をつかれた。
納得させられるところ多数。
しかしどこか違和感も…。自分でもよく考えたい。
著者も自ら認める通り、ぐにゃぐにゃしていてわかりにくい文章。
(割りきれないテーマなので当たり前かもしれないが…)
中学生から向けのシリーズであるが、大学生や大人にならないと読むのは困難かも。 -
難しすぎて、挫折…無念
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もっと集中して読まな
うーむうーむと読了
あと『1900年』に興味もったわ -
これは面白かった。こんな考え方もあるのかって刺激的だった。
全部が全部に納得したわけじゃないけど。なんかちょっと社会主義っぽい感じあるし、そんな甘いことでホントに世界回るのかなって。
でも、弱くある自由って考えると、生きるのがちょっと楽になる気がする。能力主義で生きていくのに、疲れきってしまったので。 -
筆者独特の文章スタイルで、「できる」ことへの常識を揺るがす、非常にボリュームある1冊でした。「よりみちパン!セ」シリーズが終わってしまうのがただただ惜しい!
是非もっと読んでください!
是非もっと読んでください!