- Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652079508
感想・レビュー・書評
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主人公三人が一夏を通じてお互いの大切さに気づき、再び仲良くなる話。最初が長いけどだんだんおもしろい。
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トラベリング・パンツのシリーズと関係あるから読んでみた。これもだんだん面白くなってきて楽しめたが、どうしても、素晴らしすぎるトラベリング・パンツと比べてしまい、そうするとこっちが色褪せる。
トラベリング・パンツシリーズはどれも感動して涙するほどだったが、「フレンズ・ツリー」は普通の娯楽作品という感じ。 -
トラベリングパンツの姉妹作。
幼なじみの三人が、高校進学を前に、綻びた友情を見つめ直す、そんな作品。
誰もが経験あるのではないでしょうか。
永遠だと思っていた幼い頃の友情が、段々と離れていき、新たな人間関係に一生懸命で、疎遠になっていく。むしろ煙たくなっていく。
自分は新しい自分に生まれ変わろうとしているのに、過去の友情が足を引っ張る感覚。
またはずっとその友情を信じようと変わらぬ態度をとり続けようと言う努力。
はたまた本当はしこりのような淋しさを感じていながら、大人ぶって冷静に見つめているつもりになったり。
人は変わるものです。
そこが良いとも言える。
さて、友情はどうでしょうか。
三人称で書かれた本文に、三人それぞれの一人称でのモノローグがところどころ挟まれているんですが、三人が親友だった頃の回想なんですよね。それがとても淡々とはしていますが、かえって胸に響きます。友情が永遠であって欲しいと思わせます。
トラベリングパンツ同様三者三様、それぞれの夏休み(春休みか?)を過ごすわけですが、ちょびっとずつ、トラベリングパンツに登場した面々も顔を覗かせます。途中まで気づきませんでしたが(笑)
いやあ、視点が変わると人の印象もまるで違うんですよね。それを書けるって凄い。
YA作品らしいベタと言えばベタな甘酸っぱい一冊ですが、大人が読んでも楽しめると思います。懐かしい気持ちになりました。 -
トラベリングパンツと話の雰囲気が似ていて楽しめなかった。トラベリングパンツがとっても好きな人にはたまらない本だと思う。
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またまた三人の女の子のお話を読みました。「トラベリング・パンツ」の姉妹編。レーナやエフィ、ティビーの妹弟、ブライアンもちらりと登場します。アン・ブラシャーズらしいお話でした。
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3人の絆の話。
バラバラになり、普通に日々を送る3人があることをきっかけに再び一つになる・・・。 -
トラベリング・パンツはちょっとしか読んだことないけど、中学生3人の心情が良かった。
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『トラベリング・パンツ』シリーズのアン・ブラッシェアーズさんの本。
トラベリング・パンツシリーズのように女の子の友情と成長のお話なんだけど、こちらはあのシリーズの陽気な明るさはない感じ。
でも、彼女たちの成長を読んでいると、自分も頑張らなきゃという気持になる。
トラベリング・パンツの登場人物も何人か登場してる。
アメリカは、夏休みになると親元を離れて色んなキャンプに行くことが多いみたい。
彼女の本は、そこが舞台な事が多い。
日本ももっとこういう制度があれば良いのになぁ、と思った。
私もティーンの頃にこういうのが充実していれば、参加したかったな。
精神的に強くなれる気がする。 -
アメリカのティーンエイジャーの事がわからないとなかなか理解できないかもしれないが,途中から3人の少女たちの気持ちが伝わってきて一気に読みやすくなった。子どもたちが最初の部分をどう読み進めるかが問題だ~