エミリ-の記憶喪失ワンダ-ランド

  • 理論社
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652079652

感想・レビュー・書評

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  • エミリーを知った作品。
    ゴシックでダークな表紙や装丁に心惹かれて、小学生のささやかなお小遣いを貯めて購入したことを覚えている。
    友だちに「それ怖いやつ?」と聞かれたり、黒い表紙のノートを買ってきて日記を書いたけど全く続かなかったのも良い思い出。

  • ヴァニラ画廊で開催されているエミリー・ザ・ストレンジ展を見に行く前に一気に読んだ。
    久々にまともに小説読んだよ。
    やはり小説はよいなあ。
    楽しい。
    さて感想ですが、エミリーがちょっとよい子すぎるかなあ。
    絵本版のエミリーはもうちょっとなんというか媚びないというか斜に構えているというか・・・
    記憶のないコッチの方がエミリーの本質なのかも。
    絵本版は少し無理してるのかな?
    いやいやそんなわけない。
    絵本版のエミリーのほうが本質であって欲しい。
    もう少しストレンジであって欲しかった。
    でもまあ非常に面白かったわ。

  •  とりあえず、あたしはあたしの名前が分からないし、誰の名前も分からないし、家がどこかも分からないし、何歳なのかも分かんなくて、分かってるのは、あたしは人間で、女の子で、黒い服を着てて、黒い髪をしてて、左腕にあざがあって…………記憶喪失中。
     いるのはブラックロックて小さな、地図も一瞬で書けちゃうくらい小さな町で、でも住んでる人たちは何だか変な人たちばかりだし、警官も罰金ばかり取ってる。
     4匹の猫と一緒に、カフェの裏の段ボールハウスで夜を明かしながら、記憶を取り戻すために奮闘する。
     クールでイカしてイカれたお話。

  • 『エミリー・ザ・ストレンジ』に登場した不思議で魅力的でイカしている女の子エミリーが記憶喪失の少女として登場する小説。自分が何者かわからないという彼女は、ノートに自分のわかる状況を日記として記録しながら、自分を探し、町の謎まで解き明かしていく。

    ていうか、
     この本をとるほとんどの人はエミリーがどんな子が絵本で知っているので、そんなエミリーが自分を見失っていることに少し心配して読み始めるんじゃないかな。

    でも、
     エミリーはやっぱり記憶がなくてもとってもストレンジだし、クールでかわいいし、それはもう3ページ立ち読みするだけで十分引き込まれるくらい。

    それに、
     こんな風に、小段のスタートの接続語が強調されているんだけれど、それもすごくテンポが良くて読みやすい。あと4匹の黒猫が超かわいい!!!!!!!


    そんな文体模写をしたくなるくらい、たまらないリズムとストーリーとギミック満載の本でした。続編も和訳してほしいです。読みたい。

  • 初めて続きが気になる本に出会いました。挿絵のイラストもかわいいしエミリー最高!

  • 何度読んでも面白い。
    秘密の部屋みたいなのがあって、かっこいいし、段ボールハウスに住んでいたりしていいなあと思いました。

  • めっちゃタフでクールでかわいい女の子。猫たちも最高にかわいいし。カラスは微妙に謎だし。ジェイミーは家族の所に帰れるのかなぁ。気になる。続編って、いつ出るんだろ?翻訳待ちだけど。来年には出ると良いなぁ。待ちきれなかったら、原書に挑戦してみようかなぁ。ジェイキーに再会するとき、モリーも出てくるかな?モリーに調子を狂わされてるエミリーってちょうかわいい。あー、待ち遠しいよー。

    あと、猫たちが自分の猫だって分かったときのエミリーのはしゃぎっぷりが、もう最高。

    アッティコルちょっと哀れ。でも、きっとまた出てくるよね。その時は少しは賢くなって、今回以上に強力な敵になってるかな?
    それにしても、ジェイキーって健気でいい子だ。家族のとこに帰れるといいな。

    エミリーの家族がよく使う言葉って、なんだろ?ヒントがあるとしたら、最初の十二枚のページだよね。
    「エミリーワールドへようこそ」?そんなわけないな。
    家族の口癖ねぇ…。「ところがどっこい」違うわ。
    うーん。「Emily the Strange」は?
    ……この巻だけでパスワードを推測するのはムリっぽい。

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