ブランク: 空白に棲むもの (ミステリーYA!)

著者 :
  • 理論社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652086162

感想・レビュー・書評

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  • 正直、面白くないと感じてしまった。

    語尾に「にゃん」がつく、しかも台詞の後ろに(怒り)といった解説のつく妹にはいらいらさせられっぱなし。
    不可解な現象もなにもなく、超常現象のように片付けられている。
    消化不良です。

  • ホラー・ミステリーと書いてあったので
    『恐かったらどぅしよぅ』かと思いながら
    読みましたが、ホラーもミステリーも無かった\(^p^)/

    頭の中に空白が浮かんで急に頭が爆発する。
    って設定は面白かったのにな・・・

    何だかちょっと残念です。

  • 面白かったけど、内容が…(笑)

    読後感がなんとも言えませんでした。

    中学の時に読んだけど、まだ内容覚えてて、インパクトは強い作品だと思います。

  • ■前代未聞!奇想天外な連続殺人。現代の不可解事件に立ち向かう。髪の毛が白く変じ、突然頭部が爆発する怪死事件が次々に起きた。いったい彼らに何が起こったのか?東京から始まり、海外まで被害者が出現、関連性は全く見つからない。超能力を持つ探偵・志門は天才的な将棋少年・かがみ君とともに謎に挑むが……。マッドサイエンス・ミステリー。

    ■■微妙。児童文学だからアリなのか。でも、いくらなんでもそれは・・・というような内容。いや、その突飛さが児童文学向けで面白いのかもしれない。

  • 正直、うーん・・・って感じ。

    ホラー・ミステリーということだったのですが、

    私には意味がわからんかったです。

    これも「まいなす」と同様に児童書なので、

    児童向けだからこんな話なのかなーと思いつつ・・・。

    途中から読んでて意味がわからんかった・・・。

    これをミステリーって言っていいのか?

    かといってホラーでも無いような気がしますが・・・。

    全然怖くないし・・。

    主人公とか設定とかは結構面白そうだったのになー。

  • ええ~っと・・ 
    YA文庫だから…とでも言えばいいんでしょうか…

    事件はインパクトあるし途中まではスゴク面白かった。

    いや、コレがミステリーではなくホラー作品です!と言うなら高評価だったと思う。

    だけど私的にミステリーに

    超能力や異世界、地球外生命体

    とか出てきたらダメじゃん?
    なんでもソレで解決しちゃうじゃないのさ~。

    しかもあらかた事件を書いた後にまるで古畑○三郎のごとく『読者に挑戦状』を書くくらいなんだからもっとちゃんとした推理をさせて欲しかった。

    しかも主人公、なにか役に立っていたんだろうか…
    なんだか分からんけど妹の『~にゃん』と言う語尾の猫語(作者曰く)のほうが萌えを醸し出していたかもよ。

    YA文庫を読む世代の子にはもしかして好評なのかも知れないけどゴメン、私はちょっと…でした

  • ホラーミステリ。ううむ、実はこういう話でしたか……。「読者への挑戦」があるけれど、これって解けるのか……いや、たしかに伏線はあったけどさあ。あ、「ダークネス」のアレと同じ路線かも。
    個人的には、こういう理系よりの話がちょっと苦手なのでラストは「?」だったのでした。でもスリリングだったので、さくさく読んじゃいました。

  • 表紙がすごく印象的。
    ホラーなのだと思って覚悟して読みましたが、微妙な…感じでした…。

  • 体が左右に揺れ動き、頭髪が黒髪から白髪になった人の頭部が突然爆発し、死に至る。そんな事件が続発し、人々は恐怖に陥れられる。事件の謎を解こうと、超能力探偵・井筒志門が立ち上がるが・・・。という感じの話なのですが・・・。でもこれって、物語の中に謎は確かにあるし、読者への挑戦状も挿入されているけど、なんか私のイメージするところのミステリとは、180度違う感じ。ノンストップ・ホラー・ミステリーと書かれていたけど、ホラーって言うのとも違う感じがするんだけどなあ。ただ、非常に読みやすい本ではありました。ミステリーYA!って叢書は、中高生のための叢書なんだろうけど、はたして中高生が読んで面白いと思うのかは疑問なラインナップだな、と思ってしまうのですが、どうなんでしょう。

  • いきなりψが...沢山。しつこかった。
    あと、妹の猫キャラには、読んでてイラっとした。
    探偵事務所に所属していないかがみ君がキーポイントになるのも少し納得がいかない。主人公駄目じゃん・・・。

    ミステリーホラー要素はあまり感じられなかった。が、悪役の感じは凄く好きだった。空白に棲むブランク、設定は面白いと思う。

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著者プロフィール

1960年、三重県生まれ。
早稲田大学在学中に幻想文学会に参加、分科会の幻想短歌会を主宰。
1987年、短篇集『地底の鰐、天上の蛇』(幻想文学会出版局)でささやかにデビュー。
1989年、第一歌集『日蝕の鷹、月蝕の蛇』(同上)を刊行。
平成とともに俳句に転向、「豈」同人。句集に『アンドロイド情歌』『悪魔の句集』『怪奇館』など。俳句関連書に『怖い俳句』『元気が出る俳句』『猫俳句パラダイス』などがある。
1998年より専業作家。ホラー、ミステリー、幻想小説など多彩な作品を発表。近年は時代小説の文庫書き下ろしを多く手がけ、オリジナル著書数は130冊を超える。
趣味はマラソン、トライアスロン、囲碁・将棋、油絵、鉄道など。

ホームページ「weird world 3 倉阪鬼一郎の怪しい世界」
http://krany.jugem.jp/

「2017年 『世界の終わり/始まり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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