医学のたまご (ミステリーYA!)

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著者 : 海堂尊
制作 : ヨシタケシンスケ 
  • 理論社 (2008年1月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652086209

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医学のたまご (ミステリーYA!)の感想・レビュー・書評

  • 図書館で借りて読んだんですけど、あまりに衝撃的過ぎて、わざわざ買いました。
    こんなにも、本に心を惹かれたことは、ありませんでしたね。
    読んでない方は、すごくお勧めです。

  • 14歳の中学生の男の子が主人公のせいか、ジュニア向けの本棚に分類されている。が、すっかり大人歴の長い自分でも読み応え十分、泣かされもした。さすが海堂尊ワールドである。
    パパが素敵。高校生の佐々木くんが魅力的。カオルくんも成長したあかつきにはカッコいい男になりそうな予感。
    この男の子は「ジーンワルツ」「マドンナヴェルデ」で生まれた双子のひとり。そして佐々木くんは「モルフェウスの領域」に登場。
    いろんなエピソードが絡み合い「旧知の人」がどんどん増えていく感じ。

  • 図書館の学生向き棚にあったので
    対象年齢からは外れてしまうのだろうけれど結構面白かった。
    ただ三分の一くらい?慣れるまではとにかく読みにくかった。横書きは辛い。
    研究と発表…という事で読んでる間中、いまだ解決していないSTAP細胞問題が頭を過った。

  • 白い巨塔の児童文学版、というのは言い過ぎだけれど、そんな世界を子供の目からみている作品のようです。実はこの人の作品を初めて読みましたがそんなに有名な作家さんとは知らなかった。重たい世界をえがいているのに、どこかしらユーモラスで飄々とした作風でとても読みやすかった。中身もぎっしり詰まっているので、お勧めです。

  • 横書きで理科の教科書みたいです。
    ここに出てくる薫クンは「ジーン・ワルツ」で生まれた双子の片割れ。

    田口・白鳥シリーズでもおなじみの単語もバンバンでてきます。
    中高生向けの小説として書かれたらしいですが、大人も十分楽しめます。

    章ごとに出てくる薫のパパ―世界的ゲーム理論の研究者 曽根崎伸一郎氏―のお言葉がわかりやすくてよいです。
    薫クンは学業は歴史以外からっきしだけど、そこそこ要領もよい呑気な子。
    そんな彼が権威主義的な藤田教授に左右され、大人の論理に揉まれ、しっかりと歩く。

    「ナイチンゲールの沈黙」で出てきたオレンジ新棟もあり。
    1階の救急センター(かつてのジェネラル・ルージュの根城)は潰れていますが
    2階の小児科は稼働しています。

    海堂シリーズを読んでいる方にはさらに楽しめると思います。

  • 昨年映画化された「ジーン・ワルツ」の最後にちょこっとだけ登場した人物が主役。
    この桜宮シリーズは好きだなぁ。
    海堂尊の文庫化されている桜ノ宮市シリーズはほぼ全て家にあるので、
    バチスタから読み直そうかとも思っています。

  • なんとなく取った本だけど
    面白かった(^O^)/

  • ある事情によって「日本一の天才少年」となってしまった主人公・薫は、東城大学医学部で勉強することになってしまいます。

    大人の事情や大学内での力関係などに翻弄されながらも、自分なりに奮闘し成長していきます。 他の海堂作品のキャラクターが登場する場面もちらほらあり、 特に「ナイチンゲールの沈黙」に出ていた佐々木アツシの成長した姿を垣間見れたのは良かったです。

    終盤の畳み掛けるような展開は都合が良すぎる部分も多々ありましたが、勧善懲悪的ではっきりとわかりやすい終わり方は、スッとした気分を味わえました。

  • 横文字・・・だと・・・

    読みやすい。

  • 中学生でも読めるけど、深い物が込められてる本。

    ゲーム理論を少しかじれるかな。

    最後に狡猾な?大物をやっつける中学生、見ててウキウキした。

  • フツーの中学生が、「天才」認定されて、
    医学生になってしまう。

    大人にいいように利用されて、傷付いて。
    最後は、反撃!

  • 「マドンナ・ヴェルデ」でみどりが代理母出産した薫。天才中学生としてうっかり祭り上げられた薫は、医学にそんなに興味もないのに、網膜芽腫を研究する日本初の中学生医大生になってしまう。薫の少年らしい甘さが教授に利用されるところは、自業自得じゃんと思いながらも、先を読んで助けてくれるお父さんとアツシにじーんとした。特に、別作品に5歳の頃に出てたアツシがすてきな高校生として再登場。それから、桃倉さん、て、極北ラプソディに出てた桃倉所長の息子さん?懐かしい。シリーズものは知ってる人が出ると嬉しくなる。

  • 面白かった( ´ ▽ ` )ノ

    突拍子もない設定だけど、中学生を主役に据えることで医学研究室の裏をえぐる陰険さがかなり緩和された感じ( ´ ▽ ` )ノ
    論文捏造って、こんな風になされるんだね( ´ ▽ ` )ノ
    スター研究者の栄光と挫折という図式、オボちゃんの一件を思い出した( ´ ▽ ` )ノ

    まあ、一方で問題も多々あって、ラストのパパの策略はどう考えても納得がいかない(´ェ`)ン-…
    ぜんぶ捏造なの?(´ェ`)ン-…
    ハメられる藤田教授の方も、やってることがあまりにバカっぽくて、行き当たりばったりで、まるで戦隊シリーズの悪党みたい(´ェ`)ン-…

    あと、作者が主人公に入れ込むあまり、中学生がまるでオッサンみたいな物の考え方をしているところも気になった(´ェ`)ン-…
    「セニョール」はともかく、今時の中学生が「パラダイス銀河」なんて知ってるかね?(>_<)。

    しかし、横組の小説って読みづらいな(>_<)。
    パソコン・スマホでさんざん横読みしてる目を休めたくて紙の本を読んでるのに、これじゃ何にもならない(>_<)。


    気楽に楽しむにはいい本( ´ ▽ ` )ノ
    こういうので今時の中高生は夏休み読書感想文書くのかね?( ´ ▽ ` )ノ


    2017/03/08

  • おもしろかった。カオルとパパのやりとりがしみる。薫のママがパパについていけなかった理由も分かる気がするが、カオルとパパの関係は好き。薫はいつか忍と話をするのかな?忍がどんな子か気になる。

  • 既に書評はクサるほど有るのでメモ的に。
    ・小~中学生向け、を意識して書かれているが、実際には日経メディカルに連載されたもの。
    ・読んでみて;正直言って面白い!
     ・表現や熟語・描写とか大人向けじゃないし、基本・主人公目線でほぼ統一されている。
     ・物足りない気もするが、スイスイ読める。
     ・ドロドロし過ぎなくて、それはそれでストレスが少ないとも言える。
    ・本編の背景設定を、将来に移して表現されている。
     ・本編設定が継承されているので、へえーそうなるんだ...と思いつつ読むのも面白い。
    ・書くのが好きな作家さんなんだなー(本業で多忙だからこそ、か?)と感じる。
    ・↑は、「校正する方が楽しい」という著者談が別巻にある。
    ・"児童文学"に分類されていたので、"読むのは恥ずかしいことなのか?"とちょっと不安にもなったが、まあ、楽しめればよいのだ!
      ・実際、楽しめた!

  • パパの格言はためになるなぁ。 
    悪徳大学教授にスーパー(仮)中学生が振り回される話。 
    世の中には悪い人が少なからずいるけど、良い人もいっぱいいる。身近な良い人を大切にしよう。 
    チーム曾根崎に栄光あれ。

  • ヤング向に書かれた本なのでしょう、横書きに最初戸惑いました。
    ひょんなことから中学生の薫は大学の医学部で研究するというスーパー中学生になってしまいます。海外にいるパパとのメールでのやりとり、同級生のサポート等を受けながら、何とかボロが出ないよう頑張る薫ですが…、という話。
     テンポもよく面白かったです。ほろ苦い結末は現実によくあることで、スッキリバッサリとはいかないという理不尽さ、無常さが表れ、良かったと思います。清々しい、大人が読んでも楽しい本でした。バチスタの田口先生が登場していて嬉しかったです。

  •  普通の中学生が医学部研究室で、ジェットコースターのように変化する環境に翻弄されつつ成長していく姿を描いている。父親からのメッセージがおもしろい。
    (カウンター担当/アメリ)

  • ひょんなことからスーパー中学生医大生になってしまった
    主人公が、ゲーム理論の世界的権威である父の
    助けにならない(?)助けを借りながら
    研究や論文に奮闘する話

    子どもでも与めるように描かれていておもしろい!
    なんかぼくらの7日間戦争みたい

    窮地に追い込まれても
    「道は自分の目の前に広がっている」のだ

  • おもしろかった。
    子どもの純粋さと大人の醜さを魅せつけられた。
    中高生向きに書かれたとのことだが、大人こそ考えることがあるのではないかと…
    佐々木君と曽根崎くんの今後の成長はいずれどこかで読めるのでしょうか?
    桃倉さんがかっこよかった!

  • 三葛館一般 913.6||KA

    作家は『チーム・バチスタの栄光』『ナイチンゲールの沈黙』『ジェネラル・ルージュの凱旋』を世に送り出した現役の病理医である。
    この小説は話の設定から常識ではありえないと思うことの連続、「中学生で大学の医学部で研究って、、、」と誰もがツッコミたくなるが、設定なりの徹底したリアルさや論文にまつわる倫理観についてもふれている。主人公の語り口がひょうひょうとしていてサクサク読める。海堂尊の作品の中でも異色な一冊。

    (保健看護学部4年 Y.Y)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=54277

  • 中高生向けのYA文庫本ですが、
    とても面白く一気読みしました。
    まず魅かれたのは目次。
    主人公のカオルくんならずとも
    心に留めておきたいと思う
    謎めいた名言が並びます。

    人生で自分の周りで起こる様々な出来事。
    理不尽なものも多くあります。
    どんなふうに対処すればいいのか
    戦い方をしえてくれるのは
    ゲーム理論で第1人者のカオルの父。

    いろんな示唆に富む良書でした。
    勝ちすぎるな、ほどほどに。

  • 横書きの理系な感じの本。

    内容は中学生向けの軽いものであったが、大人が読んでも爽快!で面白いと思う。
    薫のパパのように、何でもできるお助けマン的な存在がどんな人の近くにもいるわけではない。けれど、この本から自分を貫く勇気をもらった気がする。

  • アクアマリンの神殿より読み進む。医学の研究は大切だが、閉じた独断的な世界では恐ろしい結果に。あの事件が頭をよぎる。賢い中学生達には驚かされるが、佐々木君がクールでカッコいい。特に最後が。私的には、神木隆之介君のイメージ。

  • 正義とか正しさって難しいよな。大人になると守りたいことで自分の正義が変わるんだな。

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医学のたまご (ミステリーYA!)の作品紹介

僕は曾根崎薫、14歳。歴史はオタクの域に達してるけど、英語は苦手。愛読書はコミック『ドンドコ』。ちょっと要領のいい、ごくフツーの中学生だ。そんな僕が、ひょんなことから「日本一の天才少年」となり、東城大学の医学部で医学の研究をすることに。でも、中学校にも通わなくっちゃいけないなんて、そりゃないよ…。医学生としての生活は、冷や汗と緊張の連続だ。なのに、しょっぱなからなにやらすごい発見をしてしまった(らしい)。教授は大興奮。研究室は大騒ぎ。しかし、それがすべての始まりだった…。ひょうひょうとした中学生医学生の奮闘ぶりを描く、コミカルで爽やかな医学ミステリー。

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