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みんなの感想・レビュー・書評
授業で『山月記』をやったことがあったので、
楽しんで読めました(^0^)
こういう視点もあったのか、
という新しい視点で読めましたー!
『山月記』大好き。
現役の時はそうでもなかったけど、歳取る毎にどんどん好きになっていく感じ。李徴いいよなー昔は大嫌いだったけど李徴。今なら解るよ李徴。とりあえず飲もう、李徴。
そもそも上梓された作品をどう読むかなんて読んだ人によって違う。
私はこう読んだとしても私じゃない人が読めばそうじゃないことだって当然在り得る。それが楽しい。
「さて、袁サン一行と別れた李徴はこの後どうなったでしょうか?」
いろいろ考えちゃうよねー。
李徴はまた人間に戻れたかもしれないし、そのまま孤独に野垂れ死んだかもしれないし、やっぱり帰路も会いたいっつって戻って来た袁サン食べちゃうかもしれないし。
そういう無限の可能性の中のひとつとしての『虎と月』。
柳広司から中島敦へのアンサーソング。
内容云々よりも心意気に好感。
中島敦の「山月記」の李徴の息子が主人公。
李徴ってほんとうに身勝手で困った頭でっかちな人間だわ、、、。
と思っていたけど、実は違うのよ!という別のストーリーが繰り広げられる。
俺マジ頭いいのに周りはビミョー、こんなとこいらんないし!
と言って地元に戻ってきて、お金を稼ぎに行った先で虎化。で妻子は路頭に迷う、みたいなストーリーがすっかり変わった。
謎解きには不可欠な、漢詩の面白さ、奥深さを知ることができる。
一文字が変わるだけでなくて、
虎、というのは人外の生き物で、理性なんか無い、というのが一般的な解釈だけど、虎となった李徴は、人だった。
理性が無くては虎になれない。心が無くては虎になれない。
生きているかどうかは分からないけど、虎である李徴を息子は誇ってよいと思う。
なんだか安心して読み終わることができた。
高校の教科書にあった山月記を懐かしく思い出し…こうきたか!という結末に驚かずにはいられませんでした。一文字に隠された友情と秘密。そして最後の1ページ。感動した!
山月記、その後の話(設定)。
『お父さんは虎になったらしい。じゃあ僕も大人になったら虎になっちゃうの…?でもそれはちょっとカンベン。そんなわけで僕は、お父さんを探す旅に出ることにした。』
すごーく読みやすい。
そしてまぁまぁ面白い。
結局お父さんどうなったの!?っていう。
あたしはけっこう好きだなぁ。
そしてまたちゃんと山月記を読まなくてはと思う。
筆者の偉人ものシリーズではなく、傑作ものシリーズと呼べば良いのか、、。「父が虎になった」有名な作品にヒントを得た物語。ベースとなった作品は恥ずかしながら読んでいないのだが、虎になるとはどういうことだろうという謎解きも楽しめる。結論は、、ちょっと気になりますが。
「――これまで書かれたすべての物語は、互いに響き合っている。耳を澄ませてみてください。きっとどの作品の中にも、これまでに書かれた別の作品の響きを聞くことができるはずです。」
柳さん、おういう柔らかいおはなしも書くんだー。と驚き。
可愛らしいお話でした。
しかし元々は『山月記』なんだよねー。
元は堅いという印象なのに、そこからここまで広げられるとはさすがでした。
子供向け、なら面白いのかも。
物足りないような気持ちもしつつ、解決したような、新しい道を見たような。そんな不思議なお話。
謎をとくのは、ちょっと普通の知識じゃ無理じゃないかしら。
それとも山月記読んでいたらわかるのかなー。
難しい謎解きでした。
山月記読まなくては!!
【7/12読了・初読・市立図書館】
YA向けに書いていた~僕は14歳,父は20歳で科挙に合格した俊才だったが,江南に出掛けて世界が広大なのを知って,官職を辞し,吏員になった出先で,虎になったと従者が知らせてきたそうだ。父の友人で出世した人が,虎になった父と出会い,妻子の面倒を見てくれるように依頼してきたと知らせがあった。隣村の子どもと喧嘩になり,我を忘れた僕は大人と見紛う体躯でぶちのめしてしまったらしい。虎の子は虎だと噂され,誰もが... 続きを読む »
ちょうど学校で山月記ならったばっかりだったので
すごくタイムリーで楽しく読めました。
ほんと柳広司さんの本は面白い!!最後の終わり方が
良かったです。
高校の授業で必ず読むのが『山月記』『こころ』『舞姫』と
言われている。小生の頃はだが、いまはわからない。
その『山月記』で虎になったとされる人物の子どもが主人公。
自分の父親を探していくのだが・・・
何より読みやすい。元になっている中島敦『山月記』をくわしく知らなくても、昔の中国のことに疎くても、話を理解できる。そして「虎になった」ことの解釈が見事。さらに息子の成長物語でもある。
■なんとなく表紙借り。でもこれがなかなかの当たりで(ミステリーに分類されてるようだけど、実はかなり)すっきりとした読後感。
■でも、ふつーに書店で本を見ていても出会うことはなかったんだろうなぁ...って分類されるような作品。図書館に通うようになって、そういう種類の作品に巡り合うことが多くなったなぁ...って思ってるんだけどね。
山月記を基にしたミステリー。
漢詩のところとかおもしろい!
が、そういえば山月記ちゃんと読んだことなかったので、感動が今ひとつになってしまったかもしれない。
中国モノ?YAミステリーとしては充分。
漢文の授業で先生がちらっと言っていたのを図書館で見つけたので読んでみました。
個人的にはもう一歩って感じですが、中国の細々とした描写は凄い。

再読





