山月記 (スラ読み! 現代語訳名作シリーズ)

著者 :
  • 理論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652200643

感想・レビュー・書評

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  • 山月記
    虎になったのは、無意識下に李徴が望んでいたからではないのだろうか。

    名人伝
    書も極めれば無書に至る。この文章はその典型である。

    李陵
    李陵と蘇武の葛藤があつい。司馬遷の執念もなかなか。息子の恨みは怖い


  • 文章が綺麗で読みやすい!

    原文も良いのでしょうが、この本でも十分魅力が伝わります。
    表題の山月記はやはりいい。

    あとがきに原作者のプロフィールがあって、
    短命で、なかなか凄まじい人生。

    僕ぁのんびり生きてるなぁと思わざるを得ません。

著者プロフィール

東京都生まれ。1926年、第一高等学校へ入学し、校友会雑誌に「下田の女」他習作を発表。1930年に東京帝国大学国文科に入学。卒業後、横浜高等女学校勤務を経て、南洋庁国語編修書記の職に就き、現地パラオへ赴く。1942年3月に日本へ帰国。その年の『文學界2月号』に「山月記」「文字禍」が掲載。そして、5月号に掲載された「光と風と夢」が芥川賞候補になる。同年、喘息発作が激しくなり、11月入院。12月に逝去。

「2021年 『かめれおん日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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