世界が若かったころ: ジャック・ロンドン ショ-トセレクション (世界ショートセレクション 3)
- 理論社 (2017年1月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652201763
感想・レビュー・書評
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ジャック・ロンドン、名前は聞いたことがあった。だいたい古典的作家さんの本は、分厚く文字も小さいと決め込んでいるので避けてきましたが、これは「ショートセレクション」ということで手に出しました。7篇の短編が収録されてますが、どれも「人生…」と考えさせられました。この「ショートセレクション」シリーズなら苦手意識を持っていた西洋古典作家に親しめるかも。
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海外文学ブックガイドを見てこの本を読みました!読みやすくておもしろかったです!寒い地域を書いた作品が得意なのか…私まで凍傷になるんじゃないかと思う描写で読みいってしまいました。
この本!シリーズが沢山あることにびっくり!
次はディケンズショートセレクション読んでみたいです。
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ジャック・ロンドン(米)
「世界が若かったころ」ビジネスマンのウォードは,原始的な力が目覚めたと感じる。ある夜,棍棒を振り回し,裸足で巨大な灰色グマに立ち向かっていく。 -
極寒のアラスカと容赦ない自然に争う生命力
疲れた現代人には、ジャック・ロンドンの沸る野生の本能が必要 -
ジャック・ロンドンはじめて読んだが、
その多岐にわたるジャンルにびっくり。
アラスカ原住民や北朝鮮、カリフォルニアの広大な森なんかも登場する。
特に「たき火」の雪の寒さに凍てつく様子がとにかくリアルで、自分の指先や足先の感覚もなくなってるんじゃないか?なんて思うほどだった。
恐ろしいほどの寒さ、死が近づいている瞬間。
とにかく怖かったけど、命を感じた。
「命の掟」も短いながら読み応え十分。
他の作品も読んでみよう。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50066758 -
命について考えさせられる…
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ジャック・ロンドンって芥川の随筆のくだりでボクシングってイメージがあったんだけども、多岐に亘るジャンルで書いてたんだな・・・
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短編集。
初めて読む著者で、作風も全く分からなかったが、意外と楽しめた。
表題作が○○○○ものとして良い出来。
「キーシュの物語」「マーカス・オブライエンの行方」も好き。