身をもって知る技法 (フィールドワーク選書)

著者 :
  • 臨川書店
4.00
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 17
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784653042389

作品紹介・あらすじ

一本の論文を頼りにして辿りついた先は、インド洋航路の結節点・マダガスカル。海の遊牧民「ヴェズ」の暮らしに身を置く中で、次第に浮かび上がる人と海との関係性とは。小さな漁村で出会った漁師とともに、フィールドワークのノウハウを身をもって学ぶ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 一家の食事すら賄えない程度の漁獲でも、常日頃から海に慣れ親しんでおけば一攫千金を狙う知見と技が維持できる。一見無駄な仕事のようで、長期的に見れば収支の帳尻も合わせながら熟練の技の継承に繋がっている。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

国立民族学博物館准教授
専攻:生態人類学、文化人類学
主な著書:『霧の森の叡智――マダガスカル、無形文化遺産のものづくり』(責任編集、国立民族学博物館、2013年)、『マダガスカル地域文化の動態』(編著、国立民族学博物館、2012年)、『メディアのフィールドワーク――アフリカとケータイの未来』(分担執筆、北樹出版、2012年)、『海を生きる技術と知識の民族誌――マダガスカル漁撈社会の生態人類学』(世界思想社、2008年)。

「2013年 『マダガスカルを知るための62章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

飯田卓の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×