仕事の成果を何倍にも高める教師のノ-ト術: 達人教師が、今すぐできるノ-ト活用法を公開!

著者 :
  • 黎明書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (147ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784654018482

感想・レビュー・書評

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  • ノートに自分の意見を書く大切さが筆者の実践から伝わる。
    目標の設定を学ぶ内容の基準の指導要領と、てらして考えるのは現場の先生方はあまりやらない事だと思う。
    教科書を教えるのに必死だったけれど、反省、改善のための記録づくりの使い方。
    仕事術と合わせてより良い授業を作るために真似したい。

    発達障害の子の手立ても記録から探っていくスタイル、これならできそうです。
    問題点から一人一人が輝く授業を考えていく姿勢が伝わりました。
    これまで読書ノートは興味がなかったけれど、基礎ノートに全部納めておく、自分の意見を批判的に書く事で、書かれたことを鵜呑みにしない姿勢が習慣づく、という言葉で興味が出た。

  • たくさん吸収できる本。
    メモの仕方、授業構想等、仕事をする上でとても役に立つ知識がいっぱいであった。
    これから何度か読み返すべき本。

  • 教師にとって、ノートの活用はとても大切だなと思いました。文章がとても読みやすく、1日で読みました。写真や、授業の実例ものっており、とても具体的にノートの使い方がわかりました。学級開きノートの量に驚きました。ここまで細かい準備をしているから、学級経営がうまくいくのですね。私もがんばろうと思いました。

  • 2018/12/29既読

    2019/04/30再読

     以前からノート術の本はたくさん読んでいますが、「教師の」と限定されているのはこれが初めてではないでしょうか。

     ノート術という言葉は、どうしてもノートをどう使うのかという話になりますが、この本に書かれていることは、そうしたテクニカルのことではなくて、教師として、いかに自己研鑽をするのかという、そういう大きな視点です。そういう意味で、もちろん若手の教師には参考になることがたくさんあると思いますが、ベテランの人も、ぜひ自分のやり方と比べながら読んでみてはいかがでしょうか。

     筆者のノートの使い方、発想はとても参考になります。ただ、素朴な疑問として、本当にノートを書く時間があるのだろうか、それが少し心に引っかかりました。p.128に、「テストの採点や宿題のチェックを放課後にすることはない。」とあります。ではいつするのか?続けて、「放課後は、教師が学級経営と授業とを高める仕事に使うべきである。こうすることで、多くの場合、五時までには、仕事のほとんどが終了する。」とあります。

     これが本当なら、そこのところをもう少し教えてよ、というのが読者の本心ではないでしょうか。

  • 学級経営についてのメモは参考になった。

  • ノートを活用して、自らの思考を整理し、
    また、今後に役立てる手法は、非常に興味深い。

    アイデアや課題意識は、ややもすると
    すぐに彼方へ飛んでいってしまうので、
    ノートの活用はシンプルでかつ、有用である。

    デジタルよりアナログであることの利点も
    ここにあるように思う。

  • 実践中。
    なかなか難しい。マメな人間になりたい。というか、ならないとまずい。

  • 私は本書における「ノート」を、「iPhone」に置き換えて実践している。
    著者の言いたいことは主に下記のとおり。
    ・ノートはパソコンと違い、いつでもどこでも書き出せるのが良い。(これはiPhoneなら更にやりやすい。)
    ・頭の中で整理したことを書くのではなく、書きながら考える。(これはiPhoneだと少し難しい。)

    また、授業の実践で大切だと感じたのは「発問は必ず、指示とセットにする」ということである。具体例としては
    ・発問+ノートに書きなさい(指示)
    ・発問+地図帳で調べなさい(指示)
    ・発問+お隣さんと相談しなさい(指示)
    のような感じである。

    ノートに関することだけでなく、授業や学級経営のコツにも触れられている良書。

  • Amazonからお勧めされて購入。教職ではありませんが、教えることに興味があります。自分もこの本に書かれている「基本ノート」を運用しているので勉強になりました。

    学校の先生がどのように学級を運営しているのか垣間見えてとても興味深かったです。
    授業の組み立ても大事なようですが、子どもの学びを促すうえでの問いかけ・発問の重要性を再認識しました。

    III章では発達障害のお子さんに向ける眼差しが温かく、感動しました。

  • 具体的で参考になる。自分の仕事の仕方にも取り入れてみたい。

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著者プロフィール

京都文教大学准教授

岡山大学大学院教育学研究科(理科教育)修了後、公立小学校教諭を経て、2013 年4 月より現職。教員養成課程において、教育方法論や理科などの教職科目を担当。「どの子も可能性をもっており、可能性を引き出し伸ばすことが教師の仕事」ととらえ、現場と連携し新しい教育を生み出す研究を行っている。文部科学省委託体力アッププロジェクト委員、教育委員会要請の理科教育課程編成委員などを歴任。理科の授業研究が認められ「ソニー子ども科学教育プログラム」に入賞。主な著書に『勉強ができる!クラスのつくり方』『教師1年目の学級経営』(東洋館出版社)、『実践アクティブ・ラーニングまるわかり講座』(小学館)、『なぜクラス中がどんどん理科を得意になるのか』(教育出版)、『本当は大切だけど、誰も教えてくれない授業デザイン41のこと』『本当は大切だけど、誰も教えてくれない学級経営 42 のこと』『WHY でわかる! HOW でできる! 理科の授業Q&A』『プロ教師直伝!授業成功のゴールデンルール』『子どもを自立へ導く学級経営ピラミッド』(明治図書出版)など多数。

「2022年 『できる教師の「対応力」 ―逆算思考で子どもが変わる―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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