福島と原発 2: 放射線との闘い+1000日の記憶

  • 早稲田大学出版部
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  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784657140029

作品紹介・あらすじ

震災・原発事故から3年、福島の復興への道は未だ険しい。子どもの尿からセシウムの衝撃、揺れ動いた基準値決定の舞台裏、止まらぬ汚染水、除染、農水産物再出荷に向けての試行錯誤。過酷な状況下で前を向きひたむきに生きる人々の姿を追う。あの日を忘れない、1000日間の出来事を同時収録。全国紙が伝えない終らぬ現実を知る。

「……福島で何が起きたのか、安全への納得につながるリスクコミュニケーションはいかにあるべきか、多岐にわたる記者たちの丁寧な深掘取材から生み出されたこの記録と提言は、判断に不可欠の要素を知るうえで必読の書だ。」柳田邦男(本文、オビより)

感想・レビュー・書評

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  • 後ろ半分が年表というオチで電車内で読む本が無くなった点はさておき、基本的には福島県民目線の連載ものでで県外の人間が読んでも面白味は少ない。資料的な意味合いを求めない人にはあまりお勧めしない。文章も上手ではないしね。
    いやプロメテみたいなエンターテイメントと盛り上がりに満ちた読み物として原発モノを読もうという性根が腐ってると言われたら返す言葉もありませんが…

  • 東日本大震災と福島原発事故からの1000日の放射能の戦いをまとめた一冊。地方新聞社が地道に集めた情報を、集約しているので、ボリュームがありました。
    やはり、この問題の根本は、安全安心神話に原発も含まれており、リスクに関する事前の準備が足りなかったことが、当初のゴタゴタを生み、震災関連死やら、農業を含めた産業への大きなダメージに繋がったというのが、強い感想として残りました。原発に反対するだけでなく、無知であった自分たちが招いた当事者でもある、という点は、誰もが胸に刻まなくてはいけないのではないでしょうか。

  • 「子どもの尿からセシウム」原発推進派の方々、貴方の身体が元気なら、代わってあげてください。。。

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    「震災・原発事故から3年、福島の復興への道は未だ険しい。子どもの尿からセシウムの衝撃、揺れ動いた基準値決定の舞台裏、止まらぬ汚染水、除染、農水産物再出荷に向けての試行錯誤。過酷な状況下で前を向きひたむきに生きる人々の姿を追う。あの日を忘れない、1000日間の出来事を同時収録。全国紙が伝えない終らぬ現実を知る。
    『福島と原発—誘致から大震災への五十年』の続刊

    メッセージ
    「……福島で何が起きたのか、安全への納得につながるリスクコミュニケーションはいかにあるべきか、多岐にわたる記者たちの丁寧な深掘取材から生み出されたこの記録と提言は、判断に不可欠の要素を知るうえで必読の書だ。」柳田邦男(本文、オビより)」
    福島民報
    http://www.minpo.jp/

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