ハリウッドスト-リ-テリング

著者 :
  • 愛育社
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本棚登録 : 36
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750003597

感想・レビュー・書評

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  • * ライムスター宇多丸VATV!にてレコメンド。

  • プロットポイントうんぬんはよく書かれていることですが、ここまで型にはめて書くことを勧めるのには違和感を覚えた。

  • 勝間和代さんのPodCast(⇒<a href="http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=292042828" target="_blank">■</a>)(Book Lovers Vol.204 2009/07/14)に
    別所哲也さんが登場し、この本を紹介している模様を聴いて読みたくなりました。

    ハリウッド映画の大半は、シド・フィールドという人の脚本術に則っているとの
    ことです。
    ざっくり述べると、120分の映画があったとすると、おおよそ1:2:1の比率で
    時間配分された中で、話がACT1: Setup(状況設定)、ACT2: Conflict(葛藤)、
    Act3: Solution(解決)の順に展開されていくというのです。
    日本の「起承転結」と似て非なるものだそうです。

    また、登場人物には、主人公(protagonist)、敵対者(antagonist)、メンター
    (mentor)の3者があるそうです。

    そして、主人公には、内面と外面2つのゴール(External Goal、
    Internal Goal)が設定されているというのです。

    本書では、この脚本術が実例を交えながら解説されていて面白いです。
    同じ作品でもこの1:2:1のバランスが崩れていると、冗長なものに
    感じられてしまったりするとのことで、多くの人が心地よく感じるという
    このバランスには不思議さを感じます。

    音楽にも通じるものがあるのかもしれません。
    時間配分に加え、そのパート毎に意味合いを持たせるあたりもコード設定、
    転調などに通じるところがあるのかもしれませんね。

    もし、映画と音楽共にこの1:2:1が共通して心地よく感じるバランスだった
    としたら、人の体内にある何かしらのリズムと同じものだったりして・・・

    さらにさらに余談ですが、とある2つの曲(アーティストはそれぞれ異なる)
    のイントロが共に好きだったのですが、どちらもAm⇒F⇒G⇒C⇒B(たしか)
    の上に見事に乗っていました。
    このメロディーラインって、ウケが良いのかなぁ?なんて思ったものでした。


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