参加型開発と国際協力 (明石ライブラリー)

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  • 明石書店 (2000年6月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (573ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750313078

参加型開発と国際協力 (明石ライブラリー)の感想・レビュー・書評

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  • 自分の考えやアイデアは、他人には受け入れがたい場合が多い。
    そしてそれは無意識の間に勝手に構築され、相手を縛っていく。
    チェンバースはこの状態を、「リアリティ」という言葉に置き換え、開発援助の現場における「無意識な従属」の問題を一つづつ明らかにしていく。
    西洋型のリアリティ、職業のリアリティ、立場のリアリティ、一つ一つは言われるまで全く気がつかないが、確かにそうだな、と改めて考えさせられる。

    中盤以降の参加型開発の話は、知っている人は読まなくても大丈夫。むしろ前半部分のチェンバースの主張を、是非色々な人に読んでいただきたい。
    国際協力に興味がなくても、組織のトップを務めている人は楽しめると思います。

  • チェンバースの'Who's Reality Counts?' の日本語版。参加型開発についてより深く理解するには必読の書。ただしボリュームがかなりあるため、章を選んで読むことをお勧めします。

  • 僕は国際協力を巡るさまざまな議論の中でも、特に「住民参加型」という概念を重要視しています。そして「住民参加型」といえばチェンバース先生なので、本書は避けて通れません。

    RRA(Rapid Rural Appraisal:簡易農村調査法)から発展したPRA(Participatory Rural Appraisal:参加型農村調査法)やPLA(Participatory Learning and Action:主体的参加による学びと行動)などの最近何かと話題の手法について、詳細に学ぶことができます。

    さらにこれらの手法は、国際協力分野に限らず、現地調査(フィールドワーク)における参与観察の在り方などにも応用できるはず☆

  • 「参加型開発」は内発的発展論にも通ずるところがある。外からいろいろ手出しをするのではなく、外の者はあくまで「ファシリテータ」に徹する。そしてファシリテータを生み出して、あとは自分たちでやってもらう、という感じ。厚い本だけど、読みづらくはない。

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参加型開発と国際協力 (明石ライブラリー)の作品紹介

開発のゆがみとグローバル化がもたらす極端な貧富の格差をどのように是正するか。破綻を来たした開発モデルや専門家によって数量化された指標のゆがみを村人のリアリティから根底的に批判・刷新する。

参加型開発と国際協力 (明石ライブラリー)はこんな本です

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