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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750313856
作品紹介・あらすじ
「インドシナ難民」として入国,定住したベトナム人の定住過程と精神世界を歴史的背景をふまえ,コミュニティ・ネットワークと生活戦略,家族観の変容,祖国や他の定住国の親族ネットワーク,世代間コミュニケーションなどの視点から浮き彫りにする。
感想・レビュー・書評
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ベトナム難民として日本に来たひとのインタビューである。日本からオーストラリアへ、ベトナムへ、アメリカへ行く難民があれば、日本に定住する難民もいる。
ベトナムに関するデータが歴史的には少し不足しているところもあり、特に中国との関係が希薄なような気がする。さらに現在のベトナムの状況の説明がかなり省かれているのは1970年代を中心に描かれているからかもしれない。
具体的なインタビューをもっと詳細に書いてもよかったのではないか? -
第1章 「ベトナム難民」のとらえ方
第2章 調査の概要と研究視点
第3章 ベトナムの歴史と文化
第4章 コミュニティと社会的ネットワークの形成
第5章 定住適応過程と家族観の変容
第6章 越境する家族
第7章 宗教実践とエスニック・アイデンティティ
第8章 日本社会とベトナム系住民―その日常と展望
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