- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750314631
作品紹介・あらすじ
独自の高度な文化を誇る伝統ある国ポーランド。建国から中欧復活,体制転換以降変貌する政治・経済・社会の状況,また市民生活とカトリック,言語,文学・芸術などをオリジナリティ溢れる記述で描く。
感想・レビュー・書評
-
現在のポーランドは広義の単一民族国家と言えるが大戦間に独立を回復した時は多民族多宗教国家であった。しかしホロコーストのナチス時代と強制移住のスターリン時代を経てポーランド化した共同体が出来上がってしまった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中世のポーランドでは国王を貴族の中から投票で選んでいたとのこと。そして1772年から1919年まで、ロシアとプロイセン、オーストリアにより国土が分割され、国が消滅していたという。
社会主義からの転換を図っているというが、経済的にはまだ方向性が定またていないようだ。教育面での日本との交流は盛んのようだ。 -
意外な文学大国であった。
-
もうちょっと第二次世界大戦から戦後にかけての歴史についてか書かれていると良かったのだが。
-
ポーランド出身の偉人、答えられる?
3人答えられたら、あなたはポーランド通と言われるくらい
知らない国ポーランド。
(ちなみに私はキュリー夫人とショパンだけ…
これにコペルニクスで完璧だそうな)
何となく大国に翻弄された悲劇の国のイメージ。
ところが、どうしてどうして…
実はとっても親しみやすい国なのでは?
そんなことを思わせてくれる1冊。
今、ポーランドを旅した~いと切に願っている。