アラビスト外交官の中東回想録

著者 :
  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750320502

作品紹介・あらすじ

激動の中東において,大使を歴任した著者が,その豊かな中東体験を回顧し,併せて,イラクを,中東を,そして,外務省のあり方を考察する。アラビストとしてのその視点は一貫しており,「ヒューミント」の重要性を熱く説く。示唆に富む一著である。

著者プロフィール

1933年、東京生まれ。宮城県出身。60年、東京大学法学部卒、外務省入省。アラビア語研修官補としてロンドン大学、MECAS(英国外務省アラビア語研修センター)およびカイロ大学に留学。国連代表部一等書記官、中近東第二課長、イラン大使館公使、英国王立国際問題研究所(チャタム・ハウス)客員研究員、バンクーバー総領事を経て、86年より89年まで駐アラブ首長国連邦大使、90年より91年まで駐イラク大使、91年より94年まで国際交流基金専務理事。同年8月より3年間駐エジプト大使。98年より第2回東京アフリカ開発会議(TICAD II)政府代表。99年1月外務省退官、同年4月から2004年3月まで大東文化大学国際関係学部教授。現在、21世紀イスラーム研究会代表幹事など。

 戦国の英雄、伊達政宗麾下の名将・片倉小十郎景綱姉喜多の名跡を継ぐ。柔道四段の腕前。趣味は油絵と遺跡巡り。もとこ夫人(文化人類学者、国立民族学博物館名誉教授・中央大学総合政策学部教授)とはおしどりアラビストとして知られている。

「2005年 『アラビスト外交官の中東回想録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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