現代の国際安全保障 (安全保障学のフロンティア 21世紀の国際関係と公共政策)

  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750325309

作品紹介・あらすじ

ポスト冷戦期に生じた脅威と,それに応じた安全保障体制の変容を多角的に分析。冷戦後の圧倒的な国力を持つ米国の動きを分析し,アジア,中東等の地域安全保障の説得的な議論を提供する。また,過去の安全保障体制の失敗や問題点の今日的意義を考察する。

感想・レビュー・書評

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  • オフィス樋口Booksの記事と重複しています。
    http://books-officehiguchi.com/archives/4410000.html#more

    この本は先行研究をまとめた本で初学者向けではない。また、2007年に刊行された本で議論が若干古いと感じる人がいると思われる。これらの点を除けば、現在の安全保障政策・テロ対策と何らかの形でつながるのではないかと思った。具体的な事例についてはここではあげられないが、今後研究メモなどをブログで配信したい。

  • イラン政府の核開発のポジションは北朝鮮と異なっており、自分たちはNPT体制内にとどまり、条約上の義務は果たすとしている。しかしその姿勢がかえって不安を高めている。

    ブッシュは9・11前からNATOのさらなる拡大に熱心だった。
    同時多発テロは米ロ関係の改善に大いに役立った。
    米ロ関係で考える場合、ロシアがアメリカを無視できない3つは、核兵器、テロ対策能力、エネルギー

    プーチンはブッシュのことをビジネスができる人と高度な信頼関係を持っていた。元KGBのプーチンはリベラリストのクリントンによりも、地政学的な会話ができるブッシュの方が話しがあった。

    中国の近代化によって周辺諸国の安全保障環境を悪化させている。

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著者プロフィール

1949年生。東京大学大学院社会学研究科博士課程国際関係論専攻満期退学、人文社会科学群長・国際関係学科・教授、東アジア安全保障専攻。

「2007年 『リスク社会の危機管理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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