議論好きなインド人

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  • 明石書店 (2008年6月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (686ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750327952

議論好きなインド人の感想・レビュー・書評

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  • アマルティア・センは、厚生経済学の分野でノーベル賞を受賞した経済学者であると同時に、哲学の教授。

    今時、経済学者でありながら哲学者という立ち位置が珍しい。まるで、アダム・スミスの時代みたい。

    インドで貧困と、ヒンドゥー教徒とムスリムの間の殺し合いを見て育ち、宗教にウンザリして無宗教に。

    妻はロスチャイルド家の出身で、経済学史の研究者で専門は、アダム・スミス。
    妻がロスチャイルド家の出身だったから、彼は、ノーベル経済学賞がとれたんじゃない?って思うのは、ノーベル経済学賞って、平和賞みたいな、かなり政治的な力が作用する、恣意的な、ようするに胡散臭い賞だからね。

    インドは、遺伝子的にも多用だし、文化的にも言語的にも宗教的にも多様で、議論好きってことかな。

  • 対話と異端の歴史が紡ぐ多文化世界/
    THE ARGUMENTATIVE INDIAN:
    Writtings on Indian History, Culture and Identity ―
    http://www.akashi.co.jp/book/b65782.html

  • なるほど。もう一度読めば、また別の「なるほど」がありそう。

  • インドの知的背景と多様な歴史における異端のもった射程と広がりを評価するためには、インドの異端を十分に取り込んだ理解がとりわけ重要である。
    ダリトの問題。
    筆者のアマルティアセンは、インド人として自分の国のカースト問題をどのように見ていたのだろうか。

  • セン教授の分厚い一冊。
    基本的にインド人は寛容なんですよ、それは歴史的になんですよ!ということを丁寧に説明してくれる本。
    インド人が書くインド人観といったかんじで、客観的に読んでるとえーと思うこともあるけど
    実際にインド人とたくさん話してきたあとでこれ読むと、「あぁそういうことなの?」と、又その歴史に興味がわきます。
    日本にいるとなかなか実感できない多文化の歴史は、面白いです。

  • 経済学者のセン氏が、インドの源流・多元的な価値を記述。
    インドという国は、言語・民族・宗教で一言で表すことができない。
    そのような混合した人種を一国にまとめるものは、何なのか。

    多様性への寛容が、民主主義の根本であるというメッセージには深く学ぶべきものがある。

  • 卒論のネタ本になりそうな幅広くそこそこ深い便利な本でした。
    過剰に丁寧な注釈を付けてもらっているので、インド思想入門書にもよさそう。
    セン博士節は薄い。

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議論好きなインド人の作品紹介

一昔前はヒンドゥー教の神秘の国、最近ではIT産業と暗算力ばかりが話題になるインド。しかし実は、民主主義と多文化共生の叡智と実践を、三千年にもわたって培ってきた豊かな伝統を誇る。我々が真に学ぶべきインドをノーベル経済学賞受賞の著者が縦横に示す。

議論好きなインド人はこんな本です

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