ベトナムの歴史 (世界の教科書シリーズ) (世界の教科書シリーズ 21)
- 明石書店 (2008年8月29日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (779ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750328430
作品紹介・あらすじ
ベトナムの中学生(6年生から9年生)のための歴史教科書・2005年に改訂した最新版の全訳。古代から現代まで、ベトナムの歴史と世界の歴史を並行して教える。ベトナムの歴史書が少ないなかで、本書は、ベトナムの歴史を知る手がかりとしても貴重。
感想・レビュー・書評
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レンガみたいに分厚い本でぎょっとしたが、ベトナムの中学生向けの歴史の教科書だから相当量は世界史。とはいえベトナムの歴史だけでも十分読み応えはあるのだった。
ある程度知ってはいたが、2000年間のべつまくなしに侵略され、時には負けて占領され、時には追い出して独立を保ち、ちょっと暇ができると今度は王朝の交代と内戦を繰り返すという、ほとんど四六時中戦争をしているような国。他国と国境を接する小さい国というのはこういうものなのだろうか。少なくとも内戦に集中していればよかった(と当時の人は考えていないだろうが)日本は稀有な例なのかもしれない。
しかしぼくらはアジアの歴史を知らない。よっぽど遠いヨーロッパのほうが詳しいんじゃないだろうか。もっとあちこち知りたいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
教科書っておもしろい。
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