ベルギーを知るための52章 (エリア・スタディーズ)

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著者 : 小川秀樹
  • 明石書店 (2009年1月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750329246

ベルギーを知るための52章 (エリア・スタディーズ)の感想・レビュー・書評

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  • 西ヨーロッパのベネルクス3国の1国であり、西ヨーロッパ諸国の中では、地味なイメージであり、日本の社会科授業では、あまり情報を得る機会が少ない国であるベルギー。
    国を知るフレームワークでもあるベルギーを取り巻く歴史(政治)から始まり、その地理、民族、言語、文化、政治形態、主要都市の特徴など、初学者でもベルギーに関する惜しみない情報量を提供してくれました。
    子息の留学先の事を少しでも学ぼうと手に取りましたが、期待通りの理解を深めることができました。
    ベルギーを理解することは、ヨーロッパを理解すること、世界を知ることとの記述を残した著者の意図が、本書を読みこむと、よく理解できます。
    陸続きの内陸国故でもあるのでしょうが、フランス・ドイツ・オランダなどに挟まれた中で、一国として、またはEUやNATOの本部でもあるヘソとして、存在感を発揮している素晴らしい国です。
    国内に視点を転じても、オランダ・フランス・ドイツ系といった言語的な切り口と、フランデレン・ワロンといった地理・文化的切り口の二つで政治形態を重層・分離している連邦形態も、他の国々にはない特徴です。
    日本の価値観では計り知れない多様性・異質性がある国、ベルギー。
    面白い国です。
    世界は、広いです。

  • 建国以前の話がちょっと難しく続くので、ちょっと疲れて途中で停滞してしまった。
    でも、大好きなベルギー人たちの複雑なバックグラウンドが、少しだけ分かったような気がした。

  • ベルギーの歴史やらを紹介する、いつものシリーズ。出張前の予習に。自転車好きとしてはベルギーといえばメルクス(息子も結構がんばってるよ!)なのだが、やはり国民へのアンケートでもエディーメルクスは日本の長島と王をあわせたくらい尊敬されているということが分かり嬉しかった。
    ベルギーとアフリカ、特に今後との関係の複雑さについても一部触れている。ウランなどの地下資源が絡むと血なまぐさくなるのはコンゴでも一緒ということがわかった。

  • ベルギーの紹介本。
    コンゴがベルギーの植民地(元は国王の所有地)というのは驚きだった。
    また、言語的にもフランス語・オランダ語がせめぎ合っていたり、文化的にも複雑だということがわかった。
    ベルギーといえばワッフルくらいしか連想できなかったが、実はいろんなものが詰まった面白い小国なんですね。

  • フランダースの犬、ワッフルにチョコレート、ビール。
    名探偵エルキュール・ポワロにタンタン。
    いまでこそメジャーになったベルギーを代表するものはまだまだあります。
    辺境の地、ネーデルラントから独立までの長きにわたる列強との確執を乗り越え、二つの言語と文化にふれる一冊。
    あいかわらずオランダとフランスを意識しつつも目立たず、こりず、ちょっとふしぎなお国柄のベルギーにどっぷりひたれます。
    昨今では映画とか南北問題とかありますが、なんとかやっているようです。
    ねこ祭りやらカーニバルまで、おいしいベルギーの秘密を知る手ほどき本。

  • ベルギーという国に言語戦争があることを知りました。
    オランダ語vsフランス語

    言語は選んだらすぐに話せるわけではありません。
    当事者と第三者で見解が分かれるようです。


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ベルギーを知るための52章 (エリア・スタディーズ)の作品紹介

中世以降、1000年近くにわたりヨーロッパの中心であり十字路でもあった現在のベルギー地域。本書はラテンとゲルマンが同居するベルギーの特徴を中心テーマに据え、歴史、地理、国際関係、言語、生活、文化などからこの国の魅力を浮き彫りにする。

ベルギーを知るための52章 (エリア・スタディーズ)はこんな本です

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