居場所を失った子どもを守る 子どものシェルターの挑戦

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制作 : カリヨン子どもセンター  子どもセンターてんぽ  子どもセンター「パオ」  子どもシェルターモモ 
  • 明石書店 (2009年11月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750331010

居場所を失った子どもを守る 子どものシェルターの挑戦の感想・レビュー・書評

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  • 子どもセンターののさん(京都)に関わるようになっておよそ1ヶ月。
    何かしなければならないななぁと思いながら関係者と話をしていました。
    そんな中ででてきたのが、
    「シェルターに入る子供たちとシェルターからでる子供たちの希望になるような講談、またシェルターって何って聞いたらわかる講談をつくってもらえませんか?」
    という話。
    「人情が灯っているという感じの話にして貰えたら・・・」
    と言われましたが、今まで子どもシェルターについて考えたことがなかった。
    そんな時に頂いたのがこの本。
    「なるほど、そうか」知りたかったシェルターの形式面をしることができました。
    ただ、実際にシェルターに入らなければならなかった子どもたちの声がもう少し感じられれば更によかったです。

  • 虐待を受けた子ども、社会に居場所のない子どもを守る「シェルター」と、それから自立を支援していく「自立援助ホーム」。4つのシェルターの職員がそれぞれの経験や思いをつづった文章からは、社会の前線に立って傷ついた子どもと向き合う人たちの思いが伝わってくる。

    ・他機関連携の危うさ、脆さ

    ・子どもの意思を大切にする、子どもをひとりぼっちにしない、継続してかかわる

    (カリヨンボランティアスタッフの方)
    ・女の子 他者との関わりの中に自分の立ち位置を見つけようとする
     男の子 他者とは隔絶された自分の領域の確保にエネルギーを注ぐ
    ・「子どもたちの感性が訴えることの中に、私がこれまで無意識に押し殺してきた不快の正体が見えたり、彼らの選択する方向に、私のかつていたところが、新たに行きたい道筋が垣間見える」

    ・カリヨン「夕やけ荘」に住民票を移すことで、身分証明をこれを使って行えるようになった

    ・契約の保証人「保証人代行システム」を利用

    ・自立援助ホームでは医療費は自己負担 国民健康保険に加入

    ・「子どもたちにとって、ときに厳しく励ましてくれる父親であり、ときに優しく暖かく包んでくれる母親」

    ・「手のかかる」利用者を忌避する傾向

    ・18歳の誕生日を迎え、児童相談所管轄の施設利用ができなくなると、使える社会資源が極端に減るという社会資源の不備

    ・ホームレス≠ハウスレス どこに寝起きしているかだけでなく、社会との関わりなどの側面からも捉える必要

    ・松本伊知郎氏のことば「なぜ貧困は問題なのか、最後に改めて確認しておきたい。それは貧困が単に『欲しいものが買えない』ということではなく、人生の機会と可能性を狭め、活動への参加を制限し、人を社会的に孤立させるからである。将来への見通しを奪い、誇りを持った人生を奪うからである。貧困は個々の人生と「しあわせ」を壊す」

    ・児童相談所 強制に家庭に踏み込む対応 2008年度は2件のみ

    ・エレン・ケイ「悪い子であることも子どもの権利」

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居場所を失った子どもを守る 子どものシェルターの挑戦の作品紹介

虐待などの事情で帰る場所を失った10代後半の子どもたちの緊急避難場所(シェルター)「カリヨン子どもの家」が東京に生まれて5年。現在ある4つのシェルターのこれまでの活動を紹介し、子どもを守るために社会が取り組むべき課題は何かを考える。

居場所を失った子どもを守る 子どものシェルターの挑戦はこんな本です

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