近代日本の植民地統治における国籍と戸籍―満洲・朝鮮・台湾―

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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750331638

作品紹介・あらすじ

近代日本の植民地統治は同化主義に基づくものと一般には理解されている。だが、実際には植民地人を対外的には国籍によって画一的に統轄しながらも、対内的には戸籍によって血統的・民族的に峻別していたことを、満洲・朝鮮・台湾の資料解析を通じて証明する。

著者プロフィール

1972年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。専門は政治学、日本政治史。現在、早稲田大学台湾研究所非常勤次席研究員。宇都宮大学、埼玉県立大学、東邦大学等で非常勤講師。著書に、第39回サントリー学芸賞を受賞した『戸籍と無戸籍――「日本人」の輪郭』(人文書院)のほか、『近代日本の植民地統治における国籍と戸籍――満洲・朝鮮・台湾』(明石書店)、『天皇と戸籍――「日本」を映す鏡』(筑摩書房)、『犬神家の戸籍――「血」と「家」の近代日本』(青土社)などがある。

「2024年 『戸籍と国籍の近現代史【第3版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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