まんが クラスメイトは外国人 入門編 -はじめて学ぶ多文化共生-

制作 : 「外国につながる子どもたちの物語」編集委員会 
  • 明石書店
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本棚登録 : 86
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750338255

作品紹介・あらすじ

期待と不安を胸に中学校に進学した翔と歩夢。ブラジルや中国など様々な国にルーツを持つ友達と出会い、彼・彼女らと共に、時には泣き、笑い、悩み、考えながら、少しずつ成長していきます。さあ、あなたも二人と一緒に、新しい中学校生活を送ってみましょう。

感想・レビュー・書評

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  • 進美中学校の新1年生のクラスには、外国人の仲間がいます。
    みんな、文化の違いからくる悩みを抱えています。

  • 外国人の辛さがとてもよく分かり、読んでるこっちも辛くなります。
    漫画で読みやすくなっているので本や好きな人や外国人に興味がある人なら7〜8歳の方でも読めると思います。

  • カテゴリ:図書館企画展示
    2015年度第1回図書館企画展示
    「大学生に読んでほしい本」 第1弾!

    本学教員から本学学生の皆さんに「ぜひ学生時代に読んでほしい!」という図書の推薦に係る展示です。

    岩田一成准教授(日本語日本文学科)からのおすすめ図書を展示しました。
        
    開催期間:2015年4月8日(水) ~ 2015年6月13日(土)
    開催場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース

    日本の学校はどんどん多国籍化しています。在日外国人は、英語を話す欧米人ばかりではありません。本当のグローバル人材とは、いろいろな国の人と柔軟にお付き合いができる人のことです。まずはその第一歩として相手のことを理解してみませんか?この本はオススメです。

  • クラスメイトに外国人が来ることはこれから先ふえていくと思います。その時に、日本で暮らす外国人の子が自分らしく生活でき、共にいきることを喜びとするクラスメイトや先生の存在が大切になってきます。どうやってかかわっていけばいいかまんがでわかりやすく自分で考えることができるようになっている本です。
    (教育学部 数学専修)

    現在日本には様々な人々が生活しています。特に、子ども達の生活を大人の人々はあまりよく知らないと思います。この本は、「自分の子ども達が通っている小学校・中学校などに外国人の子どもがいると、こうなるのだろうか」と普段は考えたことことがない事を私たちに問いかけてくれます。
    (外国語学部 外国語学科)

    自分が子どものころ、クラスメイトに外国人はいませんでしたか?国が違うと、言葉も文化もマナーも違うため上手にコミュニケーションがとれず、行動を誤解してしまうことはありませんでしたか?この本は、そういった経験をした人に読んでほしい一冊です。先生を目指す人も将来のために是非。
    (教育学部 国語専修)

  • 期待と不安を胸に中学校に進学した翔と歩夢。ブラジルや中国など様々な国にルーツを持つ友達と出会い、彼・彼女らと共に、時には泣き、笑い、悩み、考えながら、少しずつ成長していきます。さあ、あなたも二人と一緒に、新しい中学校生活を送ってみましょう。

  • これも漫画だし、子どもが学ぶのにはうってつけ。結構極端にも思えるけど、実際、信じられんレベルの極論を目にすること、ままあるし。

  • 「ちがいを認めずに排除する雰囲気」が、生きにくさを生んでしまうと感じました。
    「理解してわかり合えば楽しく生活できる」ということがわかる本でした◎

  •  漫画で非常にわかりやすいです。きっと長く日本に住んでいて、他国との違いを意識しないで生活をしてきた人にはなかなか気付きにくい一場面や葛藤が描かれています。むしろ若い子どもよりも大人の方が柔軟性を失っているのではないでしょうか。国籍や言葉、習慣の違いは国の違いだけでなく、日本国内でも地域差があります。外国人という枠組みにはめて、何でもその尺度で考えようとするから無理が生じます。人権尊重や平等、公平は制度上の権利ではなく、純粋な個人の信条をいかに貫けるか、貫く勇気を持って行動できるかだと思います。

  • 2019.1.5市立図書館
    『クラスメイトは外国人』の姉妹編。前作はさまざまなエピソード+解説というスタイルだけれど、こちらはとある中学校を舞台とした物語仕立てでよりこどもにとっつきやすく(という意味で「入門編」)、日本人の普通の子どもがクラスメイトになった外国ルーツの子どものであいがちな学校や普段の生活での理不尽や我慢・困りごとを知り、さまざまなルーツを持つ人との共生について考えることができる。
    このお話の中では主人公となった翔や歩夢のようにルーツにこだわらずにわけへだてなく接することができる子と、なにかと差別的な言動をしてしまう(3年間変わらない)橋元亮や小泉愛美のような子がいるが、それはどうしてなのだろうというあたりまで考えられるといいかもしれない。
    全国の学校図書室においてほしいし、学校教員には課題図書にしてもいいと思う一冊。

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB12685723

  • 外国人だから受ける差別に悲しくなりました。

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著者プロフィール

イラストレーター。東京在住。アメリカに4年、アフリカに3年半暮らし、多文化に触れる。著書に『クラスメイトは外国人』『世界と地球の困った現実』(共に明石書店)、『ぼくのみたもの 第五福竜丸のおはなし』(いのちのことば社)、『ヒロシマの少年 じろうちゃん』(リブロス)、『すごいぞ!イスラエル』(B.F.P)他多数。

「2022年 『まんが クラスメイトは外国人 課題編〈第2版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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