開発なき成長の限界――現代インドの貧困・格差・社会的分断

  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (564ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750342818

作品紹介・あらすじ

ノーベル賞受賞者のアマルティア・センが共著者ドレーズとともに、急速な経済成長の一方で教育・保健医療・栄養・公共設備といった点で大きな格差・不平等が存在するインド社会について分析し、「人間の潜在能力」の開発こそが必要であると訴える。

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F指定:302.25A/Se56k/Tsujita

  • SDGs|目標1 貧困をなくそう|

    【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/65112

  • グーグルCEOを始め、多くの経営者を輩出し、IT技術者を世界中に供給しており、高度な教育が実施され、購買平価換算GDPではすでに中国、米国に次いで世界3位の大国インド。輝かしい未来が持ち受けているというイメージとはかけ離れた実相を統計に基づいて描いている。サハラ以南のアフリカを除いた最貧国16か国との比較において、乳児死亡率10位、衛生的な排泄設備普及率13位といった事実は衝撃的である。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:302.25//Se56

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著者プロフィール

1933年、インドのベンガル州シャンティニケタンに生まれる。カルカッタのプレジデンシー・カレッジからケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジに進み、1959年に経済学博士号を取得。デリー・スクール・オブ・エコノミクス、オックスフォード大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、ハーバード大学などで教鞭をとり、1998年から2004年にかけて、トリニティ・カレッジの学寮長を務める。1998年には、厚生経済学と社会的選択の理論への多大な貢献によってノーベル経済学賞を受賞。2004年以降、ハーバード大学教授。主な邦訳書に、『福祉の経済学』(岩波書店、1988年)、『貧困と飢饉』(岩波書店、2000年)、『不平等の経済学』(東洋経済新報社、2000年)、『議論好きなインド人』(明石書店、2008年)、『正義のアイデア』(明石書店、2011年)、『アイデンティティと暴力』(勁草書房、2011年)などがある。

「2015年 『開発なき成長の限界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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