フィリピンを知るための64章 (エリア・スタディーズ154)

制作 : 大野 拓司  鈴木 伸隆  日下 渉 
  • 明石書店
3.27
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750344560

作品紹介・あらすじ

フィリピンにとって2016年は、独立70周年にあたり、また日本との国交樹立60周年に当たる記念すべき年である。本書は21世紀に入り、フィリピンを理解できるだけでなく、複眼的な視座から新世紀にふさわしい「新しいフィリピン像」を紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • フィリピンの歴史、カルチャー、政治経済など概要がつかめる

  • 日本との交流、戦前と戦後でどのように変化があったかなどは項目建てで書かれているため、日本とフィリピンの関係を見る上で参考になる。
    地理や文化、人々の生活の描写も多く、イメージがしやすい。
    教育制度で、フィリピンでは自国言語の他に英語で理系科目を習得する慣習があるため、広い英語圏が確立されている。それが出稼ぎ労働者として欧州に繰り出す人々の多さにも現れているのだろう。日本への出稼ぎ労働者は、また別の文脈だろうけど。
    英会話スクールでフィリピン人講師が多く採用されているのも、何だかアジアの英語圏として見られるような背景があるのかもしれない。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/688139

  • 最近、毎日フィリピンの方とお話ししてるので読んで見た。
    人々、歴史、文化、政治、経済、日本との関係。

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著者プロフィール

ジャーナリスト、中央大学非常勤講師、沖縄大学地域研究所特別研究員
アジア・アフリカ・オセアニア地域研究
【主要著書】『新版 入門東南アジア研究』(共著、めこん、1999年)、『鶯と龍――アメリカの中国人、中国のアメリカ人』(共著、平凡社、2002年)、『現代アジアの統治と共生』(共著、慶応義塾大学出版会、2002年)、『新聞と戦争』(共著、朝日新聞出版、2008年)

「2016年 『フィリピンを知るための64章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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