詳解イスラム金融―世界を動かすダイナミズム

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著者 : 前田匡史
  • 亜紀書房 (2008年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750508047

詳解イスラム金融―世界を動かすダイナミズムの感想・レビュー・書評

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  • JBICが誇る(?)政商・前田氏によるイスラム金融の入門書。“詳解”では決してないと思います。

    本書に出てくる写真や言葉の節々に政商の政商たる所以が窺えます。。

  • イスラム金融って言葉は日本でもだいぶ広まってると思うが、じゃあそれが何なのか?っていうと…、

    豚とかギャンブルとかには投資できませんよーとか、 利息はとれませんよーとか、 そういうんは耳にしたことはあるが、 じゃあどうやって「金融」してんのって言われると…。??
    って事で読みました。

    中身は平易ですが基本的なスキームが頭に入ってないと理解しにくいかも。

    【背景】
    ・第二次オイルショツク以降の中東諸国の大幅経常黒字=オイルダラー。
    ・マレーシアによるイスラム金融の拡大=シルクロード
    ・オイルマネーのさらなる拡大⇒イスラム各国、米英、シンガポール等でイスラム金融拡大。

    【そもそも】
    イスラム金融とは?
    シャーリア(ムハンマドの記した規律?)を遵守する金融。

    【有名な禁止事項は?】
    利息、豚、酒、武器取引、契約の不確実性投機。

    【なんで利息がダメなの?】
    基本的な概念として「貨幣自体に価値はなし」。
    実物・現物・商品にこそ価値がある。
    もともと価値を認めない貨幣を融通することで、金を貸した時点ではまだ何も体を為してないのに、利息という利益取ることはアカン。
    実物経済に投下し、事業リスクをとり、そのうえでの発生したリターンはもらってヨシ。

    【じゃあどうすんの?】
    割賦販売
    リース形式
    製造前金融
    要はお金を貸さずにものを貸す。銀行が物を買い(実物への投資)、それをリース料なりにして資金回収。

    【じゃあオイルダラーの投資先の債権って?】
    中心的なのがスクークアルイジャラっての。
    リース形式のやつ。
    エスピーシが債権発行し、事業者から資産を買取、事業者にリースバック。

    【課題は?】
    流通市場が未発達(債権を転売しにくい)。
    シャーリア(ムハンマドの記した規律)の解釈違いにより、流通市場が機能しない。⇒中央機関が必要(既にあり)

  • イスラム金融を読みました。
    言葉は知っていたけれど
    実際に借金に金利をかけることを禁止している
    イスラム教の基でどのように
    金利といったものが成り立っているのか
    分からず、知識欲を満たすために読みました。

    スクーク、タカフルなどという耳慣れない言葉が
    いっぱい載っていましたが、一つ一つ
    分かりやすく図解までして説明をされていた
    良い本だと思います。

    筆者はJBICの方みたいですね。

    興味のない人に読み進ませるようには
    書かれていないのが残念ですが
    イスラム金融に関して全く知識がなくても
    読んでいて問題がなかったので
    ある程度金融の知識のある人であったら
    きっと問題なく読めるでしょう。

    さすがに、S&Pが何かわからないとかとなると
    読み進めることが苦痛になるかもしれません。

  • 分類=経済・金融・銀行・イスラム。08年3月。

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詳解イスラム金融―世界を動かすダイナミズムの作品紹介

いまや運用資産規模が1兆ドルを超え、年率15~20%で成長するイスラム金融。日本がアジアでイニシアチブをとるにはイスラム金融が欠かせないとする著者の画期的かつこれからのスタンダードとなる書。

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