- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750510064
作品紹介・あらすじ
ベトナム、中国、アフガン、ナイジェリア、ボリビア…世界中で日本製中古家電を売りまくった男がメイド・イン・ジャパンの近未来に警鐘を鳴らす!発展途上国の人々は背伸びしてでも高価な日本製に群がった。
それがここに来て明らかな変化が起き始めている。
この日本製、要らない…。
感想・レビュー・書評
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こんな仕事もあったのかと思い知らされた本。発展途上国に対して売れるのは生活家電よりも娯楽家電。これは全世界共通で、娯楽があるからある程度の事が出来るのだなと実感。
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同じリサイクル業に携わる者として、いろいろな視点で読むことが出来ました、赤裸々に語られる経験に基づいた思想、考えには説得力があります、また社長の人柄にも読むと親近感がわきます。「なるべく高く買う」という思想はリサイクル業のもっとも大事な考えです、そこに気づいて行動してきたから成功したんだと思いました、今後の不況、少子化、世界的な人口爆発などをどうやってビジネスチャンスに変えていくのか気になります。
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中古家電の密輸ルート開拓の過程があたりまえのことのように淡々と書かれているのが驚き。 著者の行動力、流れを読む嗅覚など、すごいところはいっぱいあるが、何よりも”商売”に対して真摯であることが一番素晴らしい。「三方よし」を体現している。 ・新興国では「貧乏でも、(品質の)良いものが高くても売れる」という現実。先進国では良いものを作っても売れるとは限らないのとは正反対。 ・日本は低価格競争から抜け出して、独自の強みを生かすべき。「競争をしない、商売をする」という視点。浜屋が常にブルーオーシャンをキープしていたのも、競争をしなかったから。