飛び跳ねる教室

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著者 : 千葉聡
  • 亜紀書房 (2010年9月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750510163

飛び跳ねる教室の感想・レビュー・書評

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  • 横浜の中学校の国語教師が短歌で綴る学校生活。
    キモイと呼ばれ傷つく気弱な新米先生が、自分の持ち味(読書好き、歌人)を生かしながら誠実に生徒と向き合っていく。
    周辺のベテラン教員がいい。温かい気持ちになれる一冊。

  • 「ちばさと」こと歌人の千葉聡さんは30歳を過ぎてから中学校の国語教師として新たなスタートを切る。新人教師に待っていたのは過酷な毎日だった。しかしその過酷さの向こうには温かい笑いに満ちたものも待っていた。
    教師としての毎日や子どもたちとの交流が、短歌を交えて語られます。この短歌を交えてというのがこの本の一番の特徴でしょうか。いや、短歌エッセイと銘打たれているのだから当然なのですが。中学校というのは大変なところであるというイメージが先行しています。ちばさとも散々周りからそのことを言われ、実際に自分でもその大変さを味わいます。しかし中学生とともに歩むことを決めた時に大変さだけではないことにも気付かされます。
    これは中学生とふだん接していない人には中学生が持つ様々な顔に気付かされるものとなるのかも知れません。一口に中学生と言っても彼ら彼女らはひとりひとり違う顔を心を持っています。そんな当たり前のことにも気付かされ、中学生たちに媚びるのでなくすぐそばにいるちばさとの素敵さに気付くのです。
    そして短歌と触れ合っていなかった人が短歌の魅力に気付く本でもあるでしょう。中学校での様子がエッセイとしての文章だけでなく短歌でも表わされているので、より多角的にこちらの心に入ってきます。そのことで短歌があらゆる物事を表わすことができるのだということにも気付かされます。短歌を教科書などでしか知らなければ、短歌って堅苦しいもの高尚なものというイメージがあるんですよね。僕も最近になってそのイメージから脱却しましたから。31文字の短い中にこれだけの世界を込めることができるのだと思い知らされます。
    普段自分が接していない世界を知ること。その面白さを楽しむことのできる、そんな一冊でした。

  • 短歌。学校。教師。朝日新聞2010.11.21にて。

  • 自分の記録を残すのに、日記とか写真が多いけど、こんな風に短歌で…というのは、羨ましい。短い文章の中に、中学生のキラキラやダメダメやモンモンをぎゅっと詰め込んで、「あ~~、あるある!」と思わせる。それは技術は一般人には無理だよね。

    さとしんが、中学校教師となって見てきた、教室でのできごと、担任で受け持ったクラス、授業風景、問題行動を起こす生徒、部活を、先生目線で語ります。
    注意や叱るのでなく、子どもたちに寄り添って声を掛けていく学校の姿勢が、さとしんの短歌にも表れています。

    短歌、面白い。

  • 歌人でもある新米中学校教室の奮闘記。兎に角正直。若い先生たちに読んで欲しい。

  • 13歳から15歳の青春も書かれているかも知れないけれど、30歳前に中学教師になった「ちばさと」の青春の方がおもしろい。だってたくさんの気付きを経ながら、ぐんぐん伸びていくんです、この新米教師。
    中学生に対しても素直に感動できる大人って、いいなあと思います。

  • ケストナー好きだから気になってた本
    やっと読めた~

    短歌かくひとのエッセイだった(知らなかった)

    中学教員やりながら、の日々
    学校生活メイン

    いろいろあるんだろうけど、いっしょうけんめいだからかな?
    生徒に愛されてるのがうらやましい

    短歌すきだから面白かった

  • 等身大の「先生」、そして「生徒」が描かれる。
    歌人兼中学教師だった「ちばさと先生」ならではの、
    和歌とエッセイのコラボ!
    躍動する授業、個性ある生徒や先生、
    そして、「飛び跳ねる教室」。

    読み物としても、教育について考える上でも、
    これはかなりの掘り出し物です。(^^)
    堅苦しくなく、楽に読めます。
    そして、今の学校現場の生徒の現実に、かなり寄り添っています。
    「ちばさと先生」、好きになりました♪

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