英国一家、ますます日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)

  • 亜紀書房
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感想 : 99
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750514086

作品紹介・あらすじ

わたしたち日本人が見落としがちな「日本の食」の素晴らしさを再発見!! イギリス人フードジャーナリスト一家が、100日間で日本を縦断。深い教養に裏打ちされた日本食へのリスペクトと、英国人ならではのユーモアが光る「旅と食の記録」の第2弾。
再来日中の著者による新たな書き下ろし原稿も収載!

感想・レビュー・書評

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  • 前作のこぼれ話的なやつ。オチとして弱いから外れたんだなと思うやつから面白いやつとか色々ある。

    p70から出てくる一二三庵の板前がウザいなぁと思った。

    「はじまてクレームブリュレを口に入れた時みたい?」って表現いいと思った。p109

  • 「英国一家、日本を食べる」の続編。といっても、前作の未掲載+α。
    前作より家族の登場が少し多く、おいおいと突っ込みたくなるところもあったけど、ほのぼの。
    作者自身、無謀なチャレンジをしていたりと、エピソードそれぞれ興味深く読みました。が、前作に比べると正直物足りなかったかな。

  • 前作はまだ読めていない。
    著者の歯に衣着せぬ感想、
    遠慮がちに遠回しにしたつもりでも、
    透けて見えてしまう本音が面白く、
    一気読みしてしまった。
    日本が好きという気持ちが伝わり、
    自分自身も色々と発見があった。

  • 探究心旺盛なマイケルとその一家のユーモラスな珍道中で日本人の我々も知らない食文化を掘り下げるシリーズ第2弾、らしい。第一弾も読まないと!城崎温泉西村屋の6代目の台詞がすてきでした。「僕はここで生まれました。ここには70人の従業員が居ます。従業員は家族同然です。ずっとここにいてくれます。そしてお客様も、世代が変わろうと、いつまでも繰り返しお越し下さるのです」と、言うことで思いました。そうだ、城崎温泉へ行こう!

  • 2023/11/26

  • 日本の食文化と向き合おうと、改めて思わせてくれる。

  • £4

  • 前作の続編
    と言うよりは、補足的なもの

    築地、MDG(グルタミン酸ナトリウム)、山葵、かっぱ橋、和牛、醤油、ふぐ、沖縄 等々


    築地の迷惑な外国人観光客が増えてきてたのって、この本が出たのも影響してたんだろうか?

    うま味調味料、いわゆる味の素ですけど
    昔は化学調味料と言われていて、中華料理店症候群などという風評被害が甚だしかったものの
    結局、科学的に否定されましたね
    まぁ、その事実もあまり認知されていないのが現状ですけどねー
    ってか、そんな風評の流布に一役買った某○味しんぼはどう責任を取ってくれるんでしょうな?


    霜降りにするために、牛にビールを飲ませたり、マッサージをしたりという噂を確かめる取材
    実際のところ、ビールを飲ませるのは食欲増進のため、マッサージは酒を馴染ませることによる虫除け+若干のリラックス効果のため
    サシが入るかどうかは飼育法ではなく、品種の違いの要素が大きいとのこと

    マイケル曰く、果たしてそこまで肉に柔らかさを求める必要があるのか疑問とのこと
    この辺に関しては、日本の「食感」重視の食文化によるところが大きいのでは?



    日本の食について、諸外国向けの本にも関わらず、日本でも売れたのは意外との事
    外国から自国がどう見られているのか気にするのは欧米ではフィンランドも似ているとか

    ま、日本の文化は他の文化圏とは傾向が全く異なるので、それが変に映っていないかという不安や、むしろそれを誇りに思うメンタリティによるものかな

  • 余勢を駆って続編に手を出したが、前作よりはパワーダウン。
    というかもともと2つは1冊で、前作は本国版から「よりぬき」で編まれたものだったらしい。さもありなん。

    2021/8/12読了

  • 前作の方が新鮮味があり面白かった。作者も記載しているが、日本人が知らない日本の魅力を引き出した事がこの本の魅力であり、評価される理由だと思う。

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著者プロフィール

英国サセックス生まれ。トラベルジャーナリスト、フードジャーナリスト。2010年「ギルド・オブ・フードライター賞」受賞。パリの有名料理学校ル・コルドン・ブルーで一年間修業し、ミシュラン三つ星レストラン、ジョエル・ロブションのラテリエでの経験を綴った"Sacre Cordon Bleu"はBBCとTime Outで週間ベストセラーになった。

「2020年 『三頭の虎はひとつの山に棲めない 日中韓、英国人が旅して考えた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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