なぜ公立高校はダメになったのか: 教育崩壊の真実

著者 :
  • 亜紀書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750599038

感想・レビュー・書評

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  • 興味深い本なのでブログに書きました。
    http://bullcat.cocolog-nifty.com/mitakau_r/2019/01/post-24ad.html
    校内暴力とか、「荒れた中学」とかって、1980年代の普遍的な出来事なのかと思っていたが、私の住んでいた神奈川県中央部は特に多かったのだと知って驚いた。
    それは、集団就職層と、戦前からの都市部住民層が、高度成長期に同時に郊外に移り住んで共存するようになったことに原因があると論じられる。
    また、「集団就職」と現在の「外国人労働者受け入れ」との間に相似を感じたので、その点でも興味深い。

  • 2011/12/31

著者プロフィール

1952年 新潟県の農家に生まれる。
1977年 東京学芸大学教育学部卒業。東京都の小学校教員になる。
1983年 月刊『たのしい授業』創刊号(仮説社)で仮説実験授業を知る。同じころ八王子市の書店で偶然見つけた板倉聖宣『未来の科学教育』(国土社,現在は仮説社から刊)は〈人生を変える1冊〉となる。以後30年に渡って小学校で仮説実験授業の実践と普及につとめる。
2013年 退職。東京都の「新人育成教員」の職につき,現在に至る。
 『たのしい授業』誌に授業記録や論文などを多数発表。仮説実験授業研究会会員。

「2015年 『空 見上げて 「新人育成教員」日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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