- Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751518847
感想・レビュー・書評
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ラムチョップさんの家には二人の男の子がいます、お兄ちゃんのスタンレーと、弟のアーサーです。
ある朝アーサーがすごい叫び声を上げています。「おとうさーん!おかあさーん!お兄ちゃんがぶったまげたことになってるよーーー!」
なんとスタンレーは、ベッドに倒れてきた大きな板に押しつぶされてぺちゃんこになっていたのです!
みんなはびっくりしますが、スタンレーは特に困ったこともない様子。それどころかドアの隙間から出入りしたり、排水溝への落とし物は拾えるし、封筒に入ってポストに出してもらったら飛行機代も掛からず旅行へも行けるんです。案外便利じゃないか。
そんなころ、最近美術館を荒らしている泥棒が近所の美術館を狙っているという情報があったのです。スタンレーはぺちゃんこをいかして泥棒逮捕に大活躍!スタンレーは人気ものになりました。
こんな感じでぺちゃんこ生活を楽しんでいたスタンレーですが、だんだん「ふつう」に戻りたくなりました。
そこで弟のアーサーはあることを考えました。
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言葉遣いが「イカレてる」「ぶったまげた」など生きがよく、話も会話もポンポンと進みます。
スタンレーですがもアーサーもいたずらっ子ですが、両親も鷹揚でありちゃんとしつけもしているなーという楽しい家庭。
最後もとに戻ったのも安心安心。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スタンレーがペチャンコになってしまうお話。
ある日寝ている間に押しつぶされてぺちゃんこになってしまったスタンレーだがぺちゃんこの方が意外といいことがあって...。
思っていたより短くてすぐ読めました。
ちょっとシュールですねʕ•̫͡•(-_-) -
あんな事でぺちゃんこになるとは!
ぺちゃんこになった理由、ぺちゃんこのなっての日常、
元に戻す方法などが面白いです。
少し長いと思う人もいるかもしれませんが、文字は大きめなので気軽に読めます。
ポップな内容なので軽く読めておすすめです!-
2022/05/13
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2022/05/15
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なんと。ぺちゃんこのペラペラ人間になってしまうとは。そんな状況も楽しんじゃうスタンレーと家族。しかもぺちゃんこを心底うらやましがる弟。でもやっぱり戻りたくなる。そらそうだ。揉めてた弟のナイスアイデアな助けで無事に戻る。封筒で旅するのは手軽だけどかなりスリリングだよね。
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たとえ息子の姿がぺちゃんこになろうとも、家族はその子を誇りに思ってるところが好き。
まぁ、こういう事を思っちゃう所が、すでに子どもの心のままじゃなくなってる証拠だな…
複雑な気分(笑)
「主人公がぺちゃんこになって活躍する」
もうそれだけで、小学生だった自分なら楽しめてたハズだ -
アーサー(弟)のかわいさは鬼の如し。
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スタンレーがベッドで寝ていたら、大きな板が倒れてきた。スタンレーはぺっちゃんこ!あつさはなんと、1.3センチ。ドアの下でもくぐれちゃう!
(『キラキラ子どもブックガイド』玉川大学出版部 より)
ぺっちゃんこなお兄ちゃんがうらやましくて、自分の上にたくさんの本を積んでぺちゃんこになろうとがんばる弟アーサーがかわいかった。封筒の中に折りたたんで入ったり、美術館の絵画に変装するスタンレーが面白い。シュールで、おおらかで、想像力が刺激される本。挿絵は『すてきな三人ぐみ』のトミー・ウンゲラー。 -
FLAT STANLEY Jeff Brown
朝起こされたスタンレーは
倒れた黒板に挟まれて
平に潰れていたのを
弟のアーサーが見つけました
1.3cmの板になったスタンレーは
痛くもなく壊れてもいませんでした
ドアの隙間をすり抜けたり
凧になって空を飛び回ったり
美術館の絵に化けて泥棒を捕まえたり
新聞に載ったりして楽しいだけでなく
からかわれて除け者にされて
普通に戻りたくなりました
アーサーがポンプで口から空気を送り
風船のように膨らませて
元の姿になりました
めでたしめでたし
奇想天外の冒険談のお話でした -
ひょんなことから、ぺちゃんこになってしまったスタンレー少年の物語。おもしろい!不便なことばかりと思ったぺちゃんこ状態だけど、細いところを通るのに便利だし、遠いところへも手紙に入って出かけられる…。ちゃんと元に戻るのかな?と思ったけど、安心のエンディングでした。ラムチョップさん一家好きだなあ。
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2022年にブックサンタで選んだ本
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ぺちゃんこになっても楽しいと思う。
たまに、スタンレーみたいになりたいな。 -
息子8歳6か月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
読んだ◯
何度も読む(お気に入り)
その他 -
図書館本。板のようにペチャンコになってしまった男の子スタンレー。その特長を使って、遊んだり、見せ物になったり、泥棒を退治したり。最後は弟の名案で元の体に戻ります。
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子供大爆笑。また読みたい
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スタンレーがアーサーのおかげでもとのからだにもどれてよかったねとおもった。
※図書館で借りた本 -
シュールすぎるお話。
小さい頃にこの本を読んでいなかったことを後悔するくらい、シュールで面白い世界観。
自分の本棚に必ず置いておきたくなる一冊です。 -
犯人探しの階がドキドキします。両親が厳しくも、こどもへの肯定感が前面に押し出されていて、大変なことですが、そのままで大丈夫、なメッセージが伝わってきます。
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ぺちゃんこになってしまったスタンレー。はじめは戸惑っていたスタンレーも、慣れてくるとぺちゃんこでいるのが楽しくなってきます。その個性を活かして、鍵のかかった部屋のドア下をくぐって自由に出入りしたり、何処へもお手軽に行くことができます。また、お母さんの指輪探しや人助けに大活躍。でも、そのうちに他と違うことで思い悩みます。そんなスタンレーを最初は羨ましく思っていた弟アーサーでしたが、最後はお兄ちゃんを助けようと、良いアイデアが浮かびます。ユーモラスな場面がいっぱいのお話です。挿絵は『すてきな三人ぐみ』のトミー・ウンゲラー。
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◎朝起きると寝ていたベッドの上で掲示板の下敷きになり、ぺちゃんこになっていたスタンレー。身長122センチ、横幅30センチ、厚さ1.3センチになってしまいました。絵は『すてきな三にんぐみ』のトミー・ウンゲラー。スタンレーと家族が繰り広げる奇想天外な物語にクスッとほっこりします。(新冠町)
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読書していて、ここの家族大好き、この家の子になりたい!って思うことがたまにあるけど、この本もそう。ラムチョップさんちの子になりたい!あるいはこんな親で居たいわ。
スタンレーがぺちゃんこになっても、ちょっとびっくりして診察に連れて行くけど、ぺちゃんこになっただけか、と判ったらお母さんがまずしたことは、服の寸法を直すこと。
ぺちゃんこ状態を利用して楽しく遊んだり大活躍もするんだけど、それに弟が普通にやきもち妬いたり。
ぺちゃんこになろうがなんだろうが、スタンレーはスタンレーよ?って空気が言わずもがな流れている。
だからスタンレーも、ぺちゃんこになった自分を純粋に面白がって普通に暮らしてる。
素敵すぎるよ。
みんなと違う、ってことがいけないことみたいな風潮なんか蹴散らかしちゃってて、スカッとする。
ウンゲラーの挿絵がスタイリッシュで最高です。 -
スタンレーという少年がぺちゃんこになる話(タイトル通り)。期待を裏切らず、設定がふんだんに生かされてお話がすすむ。作り話に決まってる設定だけどディテールが描かれてるおかげでお話に入り込みやすい。挿絵も楽しい。素朴で読みやすく、子どももよろこびそう。
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ナンセンスだけど楽しい。幼年童話でもしっかり読める内容。紹介の仕方によっては、3年生くらいでもよさそう。
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ある日突然、ぺちゃんこになってしまった少年・スタンレーが活躍する物語。
もし自分がスタンレーだったらどうするか?クラスの読み聞かせで、子どもたちに話し合わせるのも楽しそうです。
ストーリーの裏にある、弟のアーサーとの関係の変化にも注目したいところです。
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ひょんなことから、ぺちゃんこになってしまったスタンレー。ぺらぺらの体を上手に使って冒険へ出かけます。ぺらぺらの体は意外と便利で楽しそうですが…。スタンレーは元の姿に戻れるのかな?
(YA担当/ぽんこ)夏休みに読みたいおすすめの本 -
まあまあ
荒唐無稽
図書室たより -
面白かった!