- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751521113
感想・レビュー・書評
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登場人物たちが思いがけずきつい感じで、気になる場面は多々ありましたが、それでも面白くてどんどん話を進めることができました。
てっきりシリーズかけて川の秘密を探るかと思いきや、1冊完結型なので読みやすかったです。
機会があれば他のシリーズも読もうと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子供の頃にハマった児童文学の一つです。ワクワクする冒険ファンタジーです。
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小学2年生の甥っ子ちゃんがオススメしてくれた本です。
家畜のバクシャーのためになんとか頑張りたい、という主人公のやさしさや振り絞った勇気が健気で、とても面白いお話でした。
私、架空の動物が出てくる物語って好きなんです。
その上主人公が、お母さんや友達ではなく大好きな動物のために頑張りたいと心を奮い立たせるので、応援したくなっちゃって。
また、凶暴だけど悪ではない、道理の分かる竜が登場したところも冒険ものの王道っぽくてワクワクしました。竜も好き♪
夏休みに甥っ子ちゃんと会ったら、どんなところが面白かったのかたくさんお話したいと思います。
ガキ大将タイプの子ではないので、怖がりながら進むのが本当の勇気、とか、恐れを知らないのは勇気があるのではなく愚か者、とかそんなところが響いたのかな。
それとも、私と同じようにバクシャーに会ってみたいな、とかそんな気持ちかな。
そんなことを考えながら読んだら、2割増しに楽しめました。。 -
冒険自体はありきたりなのかもしれません。登場人物すべての性格が詳細に書かれているわけでもありません。しかし主人公の少年の心は丁寧に描かれ、物語は進んでいきます。小さくて弱いものが本当に強い。ローアンは弱虫ながらも次々とやって来る難関を突破していきました。強靭な肉体や精神よりもやわらかい心が強いのだと気付かせる素敵な物語です。児童書ですが大人もぜひ。
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小学生のときに読んだファンタジー作品のなかでも印象強いシリーズ。面白かったなあ。
1、2、3巻あたりまでが本当に面白い。
完全に空想の世界なんだけど、登場人物、風景ともによく想像して作られており、挿絵も多いので入り込みやすい。 -
臆病の主人公が数人の村人と一緒に危険を伴う旅に出かける話。
なにが一番大事なのか、なにが一番勇敢なのかがわかっていく旅で、話は面白いけど、ちょっと低年齢向けだった。
ハリーポッターシリーズくらいの年齢層の児童書を想像したので・・。 -
古い読書記録より。
ひ弱な少年が重大な使命の決行のなかで運命を切り開くというストーリーは、
宮部みゆきの「ICO」に似ているなと思った。 -
村の川が涸れた。井戸水の飲めない畜獣バクシャーのため、また老女シバから渡された魔法の地図は彼が手にしない限りただの紙になってしまうため、ローワンは他6人の屈強な男女と山へ謎を解明に行く。
臆病な主人公。冒険と謎の解明と絆と。
児童文学 -
子ども向けだけど、意外と面白い。
サクサク読めます。
漢字にルビが振ってあって逆に読みにくかったけどw
最後の訳者のあとがきみたいなのにも書いてあったけど、
男女平等の目線で書かれているのも、
興味深いポイント。
子どもさんに是非読んでもらいたい本でした!