鏡のなかの迷宮 3

  • あすなろ書房
3.66
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本棚登録 : 241
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751521342

感想・レビュー・書評

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  • メルレの出自が明らかになって、なんとも・・・
    なかなか全体像をつかむのは難しい。
    壮大で、そのファンタジー性は楽しめる。

  • もうひとつのヴェネチアの物語。鏡職人の元に引き取られる孤児の少女。鏡の目を埋め込められる盲目の少女。陸に上がった人魚。エジプトの侵略と蘇ったファラオ。空を飛び話す黒曜石のライオン。少女は水の女王を体内に呑み込み、ヴェネチアを救う為に旅立つ。
    面白い要素がこれでもかと詰め込まれています。大どろぼうの少年、何かを守っているスフィンクス、地獄で待つ光の王などなど、それだけでもワクワクさせられます。詰め込み過ぎてひとつひとつの扱いが物足りない部分もありますが、それもまた贅沢な望みなのかも。

  • 何度読んでも泣いてしまう。

  • ネタバレ感想。
    3部作の最終巻。
    もうひとつのヴァネツィア、鏡の目を持つ少女、人魚、ファラオを甦らせる神官、生きているスフィンクス、羽根のあるライオン、堕天使ルシファの作り出した地獄…
    こうやって書き出すととても面白そうだし、どうやったらこんなこと思い付くのかなという壮大な世界観、
    それを描き出す確かな筆遣いは素晴らしいのだけれど…
    うーん、結局わたしは戦いの話が好きではないんだな。
    もっとワクワクするお話を想像していたのだけど、少年少女には荷の重すぎる世界救済と、あまりにも大きな代償とで、何だかとても疲れました!
    2巻の訳者あとがきで、不穏な結末は察知できたので、覚悟して読みましたけど。
    また、主役の少女と水の女王があまり好きになれなかったこと、ゼラフィン少年に肩入れしていたのにあの結末であることも楽しめなかった一因です。
    父親を探しに行くラストも納得できません。
    ぱっと見よりも、暗くて悲しいお話でした!

  • 図書館で借りました。

     児童書。ファンタジー。三部作。完結。
     架空のヴェネツアを舞台に少女メルレとジュニパ、そしてゼラフィンが魔法と陰謀の世界をいく。

     続けられる話。
     ラスト、メルレはジュニパとともに鏡の中を通って別の世界に行く。
     どうしようもない、卑怯な父親を探して。
     孤児のメルレの正体。彼女は母親と再会する。母親は人間ではなかった。
     彼女は父親の正体を知る。父親は半分だけ、人間だった。人間と地獄の住人との混血。
     そして父方の祖父は、地獄の主「光の王」であり、光る石の操り人形になっていこうとしている一人の老人だった。

    メルレと相思相愛のゼラフィンが最後にメルレの代わりに犠牲になる。
     おとぎ話のようなのに、おとぎ話ではないこの世界。
     ゼラフィンは生き返りはしなかった。
     水の女王は息子で恋人である「最初の息子」を殺し、誰しもがいろんなものを失う。
     児童書だと安心しきっていたので、ゼラフィンの死はかなりショック。
     それでも綺麗な物語で、面白かった。 

  • エーーージプトがあああああ!!!←
    やばい・・・・・ものすごく泣ける←
    本当に泣けます。
    ものすごく情景とかきれいです←
    この人が書く作品は、
    ちょっと悲しいの多いかな?
    最後は、誰が見てもきっと泣くはあれ←

  • これはやばいwww
    最終巻です!!
    水の女王大好き←
    ほんとうに泣けます!!
    ちょっと、悲しい結末。

  • (中学三年生)

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