ヒトラーのはじめたゲーム

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制作 : Andrea Warren  林田 康一 
  • あすなろ書房 (2007年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751522042

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ヒトラーのはじめたゲームの感想・レビュー・書評

  • 子供が読書感想文に選びました

  • 「いいか、ジャック。
    ここで起こることは、すべてゲームだと思え。
    どんな目にあっても、くよくよしてはいけない。
    うまくゲームをするんだ。
    そうすれば、ナチより長く生きることができるかもしれない。」

    「憎しみは、なにも生み出さず、何の役にも立たない。自分のエネルギーを消耗させるだけなのだ。」

    「もしも耳をかたむけないなら、待っているのはつぎの犠牲者です。ナチスが行ったような「民族浄化」のつぎのターゲットになるのは、いったいだれでしょう。
    それがあなたでないと、だれが断言できるでしょうか?」

  • 当時のユダヤ人迫害や、収容所の本をいろいろ読んでいますが、生き残れるのは生きたいという強い意志、体力、精神力、仲間、運、すべてを持っていた人だなとおもいます。
    引き込まれて一気に読みました。

  • ホロコーストについて子どもが知るためにはとてもわかりやすい一冊ではないかと思います。
    もう二度と同じことがおきてはいけない、おこしてはいけない。

  • 第二次世界大戦の引き鉄になった、ナチスドイツ軍のポーランド侵攻。ひと月足らずでポーランドを占領したドイツは、本国の政策に従って、ポーランドでもホロコーストを開始しました。この本の主人公・ジャックも、たった14歳の時に家族と引き離され、強制収容所に収容されてしまいました。
    劣悪な環境と強制労働に耐えるジャックを支えていたのは、ヒトラーが始めたこのゲームを生き抜き、ヒトラーに勝利したいという希望でした。それはとても儚い、夢のような願いでしたが、ジャックは晴れて解放の日を迎えます。
    ホロコーストのおそろしさは、国を挙げての政策だったのはもちろんですが、協力していたのが軍人だけでなく一般の市民だったという点です。だれもが被害者にも加害者にもなり得る、そんなおそろしい事態は二度と招いてはならないと強く感じました。

  • 2011年4月28日

    <Surviving Hitler>
      
    ブックデザイン/タカハシ・デザイン室

  • 戦時中にポーランドにいたユダヤ人で収容所を経験して生き延びて戦後アメリカに移住したユダヤ人のストーリー。
    感動的というか、本当に人生はゲーム。勝負。運がいいかどうか。ゲームに勝てるのかどうか。
    本当に辛いことだったと思う。もう読んでいるだけで辛くなってしまう。
    戦後もトラウマに悩まされていたそうだ。そりゃそうだろう。

    いいか、ジャック、ここで起こることはすべてゲームだと思え。どんな目にあっても、くよくよしてはいけない。うまくゲームするんだ。そうすればナチスより長く生きることができるかもしれない。
    友達なしでは生き伸びることはできないのだから。
    収容所では生きることしか頭にありません。毎日が、麻衣時間が、新たな困難との戦いです、常に注意を怠らず、自分を守るために最善を尽くさなくてはなりません。
    そんなことを考えない方がいいよ、ジャック。なぜか、なんて考えたら、ここでは生きていけない。今、この瞬間と未来のことだけを考えるんだ。
    いつだって希望は残されているんだ。
    神様は私たち人間に、良くなる力も、悪くなる力も与えましたそれを選択するのは私たち自身です。そして悪を選ぶ人間がいる以上、私たちは、それを見つけ出し、止めるために力を合わせなくてはならないのです。

  • ヒトラーのユダヤ人迫害をうけたジャックという1人の少年の話。
    これまでみくが知っていた事実が覆された1冊です。
    みくはこれまでユダヤ人だけが迫害されてきたと思ってたんですが、違うんですね。
    ジャックはおじいさんがユダヤ人ということで、同類と見なされ迫害され続けた1人です。
    それと、これまで迫害された人で生き残った人の話は今まで聞いたことがなかったんですね。
    でも、ジャックは生き残りました。
    いろいろな人を助けたり、助け合ったりして、、、。
    アーロンやモニークや家族の存在があったから、彼は耐えられたんだと思います。
    改めて、こんなことは二度と起きて欲しくないと思いました。

  • 思わず一気に読んでしまいました。
    すごく引き込まれた。
    10代の多感な時期を強制収容所ですごしたジャック、
    明るくふるまう友人との出会いで最悪の状況の中、
    常に生きてここから出るんだ、
    そして離れ離れになった家族と再会するんだ、
    という強い信念があったからこそ、ヒトラーのゲームに勝つことができたのだな。

  • 児童向けに文字は大きく、分かりやすい文章でした。ナチスによるユダヤ人迫害の話。特に強制収容所でのことが書かれています。

  • ホロコーストの生き残りの講演内容を補う書き方〜ドイツ国境近くのポーランドの町から父から切り離され祖父の家,叔父の家を転々とし,金持ちの替わりに仕事を買って出て,母・弟と別れ,強制収容所を転々として,何とか生き延び,解放された時,家族は一人も生き延びていなかった。その後,アメリカはカンザスシティーに移り住んで,自分の体験を語り始める〜噂は伝わってくるが,自分が今日生き延びることで精一杯,生き延びたら勝ちで,死んだらヒトラーの勝ち。生き延びた後も自分の体験を語りたがらず,現場にも立ちたがらない

  • 収容所に送られたジャック・マンデルバウムの体験と歴史的事実から構成されたノンフィクション。
    想像を絶する恐怖と苦しみの体験の記録。

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