てん

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制作 : Peter H. Reynolds  谷川 俊太郎 
  • あすなろ書房 (2004年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751522639

てんの感想・レビュー・書評

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  • 「世界の図画ぎらいを勇気づける楽しい絵本」という見出し通り、表現の可能性は意外な視点からも広がる事を教えられる。きっかけを作った先生の機知が素晴らしい。奥付によると作者の中1の時の先生らしい。

  • 人にとって、特に子供にとって「肯定されること」がどれだけ大事か、意味を持つことなのか、それを強く意識させられる絵本でした。

    と、ただ読み進めるだけなら3分で読み終わってしまう本なので、ネタバレをしないで感想を書くとこの一文で終わってしまうのですが、もう少し自分の中に残った物語の滓をひねり出すと。。。

    自分が苦手なものがある、出来そうにない課題がある、他の人の方が遙かに上手にできそうなことがある、そういう時は、大人だってそこにわざわざ取り組もうとはしませんし、子供なら、がむしゃらな状態ならまだしも、物心ついて「恥をかきたくない」という意識が芽生えるとトライしにくくなるものです。

    でも、特に子供なら結果に対する可能性は無限大ですし、大人だって実は勝手に視野を狭めているだけかもしれません。

    だから、その背中を誰が押してあげるのか。その押した先で抱きとめてくれるのか、結果がどうなろうと肯定してくれるのか。

    当人が「できやしない」と思うことは簡単です。その時、周りの人がどう支えていくのか、認めていくのか、それは巡って周りの人にも返ってくることだろうと思います。その、人の繋がり・関係性の大切さを教えてくれる本です。

  • 「これってすでに点じゃなくない?丸って言わない?」「こんな丸なら誰にでも描ける気がするけど」(S9)

    誰にでも描けそうな「点」だけど、それだけをひたすら考えてひたすら描くというのは「違う」人なんだなあ。
    「ひとこと」が子供に与える影響の大きさをずっしり感じた絵本。

  • 「この子が絵を好きになるには、どうしたらいいのかな」

    上手いや下手ではなくて、楽しんでもらえるようにと考えることが大切。

    ワシテの描いたてんの絵にサインをさせた先生がすごいな。

    額に入れて、ちゃんと作品として認めてあげてる。

    きっと自分なら「ふざけてるの」と思ってしまいます。

    そしてやり直しさせてしまうんだろうな。(苦笑)

    そういえば道徳に評価が導入されるみたいですが、どのような点を評価するんでしょうね。

  • サイン!!なんという発想。先生もすごいし、それが続くのがステキ。これは私の作品というのが、いかに大事か。誰かのためでなく。

  • 最後に書いてある

    この絵は、水彩絵の具と紅茶で描かれてます

    が素敵!

  •  絵を描くことが苦手なワシテは、お絵かきの時間を何も描かずに過ごします。苦しまぎれに描いた一つの点が額に飾られているのを見たワシテは、点だけでも絵になる事に気付きます。色々な色で、様々な大きさの点を描き、学校の展覧会で大好評になります。ワシテは絵の苦手な子ではなく、絵の得意な子になりました。
     絵が嫌いで、嫌々描いていたワシテですがたくさんの点を描くにつれて、自分に自信を持てるようになり、生き生きと絵を描くようになります。
     絵を描くことが苦手な子どもに読んでもらいたい本です。

  • 絵を描くのが嫌いな女の子が、先生に点だけ描いてみてと言われ、やってみる。
    先生はそこにサインをしてと言って、翌日額縁に飾る。
    そして女の子はもっといろいろなものが出来るんだから、といろいろな点を描き、コンクールでも評価されるようになった。
    そこへ、絵を描くのが苦手な男の子がやってくる。
    女の子は何でもいいから描いてみて、そこにサインをしてみて、と言う。

    褒めて伸ばすってすごい。

    サインを入れるとそれで立派な作品に見えてしまう不思議。

  • これも、好き。

    一般的に、
    美しいものだけではなく
    りっぱなものだけではなく

    そんな風に、ものを捉えたい。

  • 私に足りないものね。
    とにかく何か描いてみる。
    そしてちゃんとサインして完成させる。
    そうすればなんでも作品になる、完成品になる。
    案ずるより産むが易し。そしてそれが面白くなったらしめたもの。
    こういうの好きですよ。

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