おおきな木
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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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人の心を本当に強く打つのは多くの場合、言葉ではうまく説明できないものごとなのです。
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「ぼくはもう、とくになにもひつようとはしない」
と少年はいいました。
「こしをおろしてやすめる、しずかなばしょがあればそれでいいんだ。ずいぶんつかれてしまった。」
「それなら」と木はいいました。そしてできるだけしゃんとまっすぐからだをのばしました。
「ふるい切りかぶなら、こしをおろしてやすむにはぴったりよ。
いらっしゃいぼうや、わたしにおすわりなさい。すわって、ゆっくりおやすみなさい」
少年はそこにこしをおろしました。
それで木はしあわせでした。
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シルヴァスタインは決して子供に向けてわかりやすい「お話」を書いているわけではありません。物語は単純だし、やさしい言葉しか使われていませんが、その内容は誰にでも簡単にのみ込めるというものではありません。そこにはできあいの言葉ではすらりと説明することのできない、奥行きのある感情が込められています。
みんなの感想・レビュー・書評
20年以上前に買って今も大事にしています。
だから新訳には違和感があります。私はね。
それはそれ、これはこれ。だと思います。別物。
ぜひ両方読んでみてください。
読み手が違えば、感じ方もいろいろ。
だから本はおもしろい。
4歳のムスメにはまだ難しいと思うけど、大人になってからも読んでほしいし、ボクも読み返したい深い本。
息子に買った本ですが、とても奥が深い。幸せのかたちは色々。息子はどのように感じ、理解したのでしょうか。読むたびに、また違う感じ方ができそうな素敵な本でした。
木は、少年を愛している。木が少年に無償の愛?を提供しているのが、今の私には理解できない。恐らく、読む時期によって木の見え方が変わるんだろう。村上春樹があとがきで書いたように、私は木を母性の象徴のように感じた。
一度読んだだけで話がすっと心に入ってくる、名作といってふさわしい作品。
1ページ目を開いた瞬間から「もの悲しさ」でいっぱいになったのは、なんとなく話の結末が想像できたからなのか、この作品に込められたものなのか、あるいは子どもの頃に読んだことがあったからなのか、この作品の影響を受けた別の作品を読んだことがあったからなのか、理由は分からない。
でも、そんなことはどうでも良くて。この「おおきな木」の気持ちを考えることに意味があるのかなって思いました。
ものを与えることだけが相手の幸せではない、では幸せとはどういうことなのか、ということを自然と考えさせてくれる絵本.
子どもにもわかりやすいと思います.
スパイク・ジョーンズ監督の短編映画「アイム・ヒア」はこの本がもとになっているとのこと。こちらも観たい。
書店で立ち読みしました。
本屋さん関係の賞を受賞しているようですね。
訳が村上春樹だから騒がれるのかな。
よくわからないや。
有名な本ということで借りてみたけど、読んでいて不幸な雰囲気が耐えられない。長男が何度か読んでというけれど、読むたびにどよんとしてしまう。
「しあわせにおなりなさい」といわれるのに幸せになれずに何度も返ってくる少年。いっそ、幸せになって木のところになんて帰ってこなければいいのに。我慢なりません。。。
最後にはもうほとんどお化けのような表情の少年も我慢なりません。。
訳文もちょっと歯の浮く表現が我慢なりません。。
こんな不幸な匂いの本、子供には読みたくないーー。。。けど、リクエストされれば渋々読んでました。
男の子が成長していく中で、欲求にこたえていく木の話です。学生の頃にこの本と出合い、随分感動しました。まさしく、大きな心とはこのようなことなんだと。。。これから、保育士になろうとしている私には、この本に出会えてよかったとおもいました。今もこの本を心に子育てしてます。by ムラ
ぐっと・・・きてしまいました。
この本を今まで知らなかったわたし。残念です。
今回、村上春樹さん翻訳で出版されています。
絵も、文も、ぐっときました。
こどもたちにも生涯持っていてもらいたい。
1964年に出版されて以来、世界中で読み続けられている絵本。
子どもは子どもの視点で、大人は大人の視点で、それぞれ考えさせられる魅力を備えた絵本です。
NHK「熱中スタジアム」の「絵本」がテーマだった回でも、取り上げられた絵本の1冊。
原題を"The Giving Tree"というそうです。直訳すれば「与える木」。
世界各地で読まれているロングセラー。なにがどう心に響くか、というのは言葉で上手く説明出来ませんが、シンプルで簡単な言葉の中にこそ、多くの人々の心を打つ何かがあるのだと思います。
これを機にたまに絵本を読んでみるのもいいな、と思いました。
村上春樹さんの翻訳で2010年に 新訳バージョンとして発売された一冊。 こういっちゃなんだけど、 ぼくは「村上春樹」とそこに書かれていたら それがシャンプーでもパンティーでも 買ってしまうかもしれない。 まぁ早いはなし 「目がない」 ということですね。 それにしても本当に良い絵本です。 村上さんのお陰で出会うことができました。笑 これで何度目かは思い出... 続きを読む »
ほんだ きんいちろう(本田錦一郎)さんが訳した方(http://booklog.jp/users/t0met0mek0/archives/4784101489)が訳し方にセンスがあって好き。
少年が幹を切り倒した後の「それで木はしあわせに…なんてなれませんよね。」の部分がセンスがない。
ほんだ きんいちろう(本田錦一郎)さんは
「きは それで うれしかった… だけど それは ほんとかな。」
と訳している。こちらの方が読み手がいろいろと思考を巡らせることができるのでは。また、ほんだ きんいちろう(本田錦一郎)さんのあとがきもいい。
おおきな木。
前から大好きだった絵本。
だけど、子どものころに読むのと、大人になってから読むのは違いますね。
木の尽くす気持ちもわからないでもない。
少年の気持ちもわからないでもない。
相手に喜んでほしい。
一緒にいたい。
難しいですね〜。
小さな男の子は大きな木のことが好きで、大きな木も男の子のことが好きだった。 一緒にいるだけで幸せだったけれど、でも男の子の気持ちは成長するにつれてだんだんと離れて気になるあの子のもとへ。 青年になった男の子が会いに行くと木は喜んで一緒に遊ぼうと言うが男の子はもう小さくないから遊ばない、それよりもお金がほしいと言う。 木はお金は持っていないがりんごの実を売ればお金になると実を全てあげてしま... 続きを読む »
何だかすごく有名な絵本だということで一度読んでおかなきゃ思って大好きな青山ブックセンターで立ち読んできました。普段英語で書かれたものを目にしてるから日本語だとなぁ〜なんて思っていたらなんと村上春樹訳!確かにプレゼントには良いかもしれません。子供が出来たら読んであげたいと思うかもしれません。
(荒んじゃった)心がほっこりです。
「おおきな木」シェル・シルヴァスタイン/村上春樹 訳
“シルヴァスタインの名作絵本。村上春樹訳で新登場!”(帯より)
クレヨンハウスブッククラブR'11.11
初めて読みました。じわじわくる。
少年が青年になって、はじめて1ページ中に長い文章が出てきたときに、なんていうか居心地が悪くなるような、そんな感じでした。
含蓄あるお話がたんたんとした風のイラストで語られるところが、大人向け!な印象。
白黒の絵本なんですが、子どもに読み聞かせて塗り絵させちゃっても惜しくないなあ。
おすすめ。(4)

とても切ない、大好きな絵本。





