1悪人の物語 (中学生までに読んでおきたい日本文学)

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制作 : 松田 哲夫  松田 哲夫 
  • あすなろ書房 (2010年11月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751526217

1悪人の物語 (中学生までに読んでおきたい日本文学)の感想・レビュー・書評

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  • 収録作品
    山村暮鳥  囈語
    森銑三   昼日中/老賊譚
    芥川龍之介 鼠小僧次郎吉
    宮沢賢治  毒もみの好きな署長さん
    中野好夫  悪人礼賛
    野口冨士男 少女
    色川武大  善人ハム
    菊池寛   ある抗議書
    小泉八雲  停車場で
    吉村昭   見えない橋
    柳田国男  山に埋もれたる人生のある事

    いろいろな作家を読もうと思い、読み始めたがとても面白かった。
    収録作品すべてを面白いと思ったアンソロジーは初めてかもしれない。
    作品のセレクトが絶妙。
    脚注が親切で、辞書やネットで調べずに読めるところが快適でいい。
    色川武大の善人ハム、中野好夫の悪人礼賛、賢治の毒もみの好きな
    署長さん、吉村昭の見えない橋が特に良かった。
    山村暮鳥の囈語を冒頭に持ってきているところに編者のセンスを
    感じた。

  • 囈語 | 少女 | ある抗議書 | 見えない橋 | 停車場で

  • この中では『善人ハム』が好きでした。このシリーズは解説がいいですね。

  • 松田哲夫の絶妙なセレクトは、確かに中学生までに読んでいたかった。
    それでもこのシリーズ、大人になった自分もゆっくり1冊ずつ読んでみたい。

  • 「高瀬舟」とか「羅生門」とかを期待してたけど、ちょっと違ったみたい。「少女」(野口冨士男)が、目新しくはないけどよかった。「毒もみのすきな署長さん」(宮沢賢治)も気持ち悪くてよかった。このシリーズのなかでは個人的にいまいちな様子(読解力不足)。いいテーマなのにな。。

  • 文学、なかなか読む機会もないし新しく綺麗な本でオムニバスとなっていると読みやすいのは確か。「中学生までに読んでおきたい~」シリーズだけど、1巻目のこの『悪人の物語』の中で読んだことあるものが1作もなかった…。この本には、悪人とされる人が出てくるが、どの作品もとってもおもしろい。それと、難しい言葉には欄外下部に解説や絵が載っていて、これがまた理解を助けてくれる。まともな文学って最近本当に読んでいなかったから新鮮。今年、このシリーズ10巻全部読もうっと。大人にこそおすすめだな。

  • 中学生までに読んでおきたい日本文学①~山村暮鳥「囈語」森銑三「昼日中/老盗賊」芥川龍之介「鼠小僧次郎吉」宮沢賢治「毒もみの好きな署長さん」中野好夫「悪人礼賛」野口富士男「少女」色川武大「善人ハム」菊池寛「ある抗議者」小泉八雲「停車場で」(平井呈一・訳)吉村昭「見えない橋」柳田国男「山に埋もれる人生ある事」~全部が全部,男の作家だ。気の迷いで悪に手を染めてしまった者ばかり。根っからの悪人を描くことは難しいのだろう。すべて筑摩書房の文学全集に収録されているもの

  • 読みやす~い!でもこれは中学生までの子供が読んじゃダメだ!!!脚注がついているのが嬉しい。吉村先生の作品がやっぱグッとくるなあ。

  • 大人が読むべき、日本文学。

    「中学生までに読んでおきたい日本文学」シリーズ1巻。
    小学校5年生以上の感じには全て読みがながふってあり、難解語句には注釈がついている。

    「中学生までに~」というタイトルだが、これはまさに文学離れしている20代以上の大人が読むべきだと思う。

    特に印象に残ったのは「少女」。
    「悪人」というテーマだけで、これでもかというほどの多くの視点の文学が集まる。
    芥川龍之介や宮沢賢治が描く「悪人」にもとても興味深いものがあった。

    編集者の巻末の解説もとてもわかりやすい。
    これから日本文学を味わいたいという人にお勧め。

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1悪人の物語 (中学生までに読んでおきたい日本文学)の作品紹介

名作短編がぎっしりつまった1冊!宮沢賢治の悪漢小説「毒もみの好きな署長さん」ほか、色川武大、菊池寛など11篇を収録。小川洋子さん、上橋菜穂子さん推薦。

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