2いのちの話 (中学生までに読んでおきたい日本文学)

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制作 : 松田 哲夫  松田 哲夫 
  • あすなろ書房 (2010年11月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751526224

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2いのちの話 (中学生までに読んでおきたい日本文学)の感想・レビュー・書評

  • 表札 石垣りん
     最期の表札は自分では掛けられない。
     兄の骨を焼いた時、名前は掛けられていたっけ?

    碁石を呑だ八っちゃん 有島武郎
     日常の中にも、命が脅かされるきっかけはそこら中に転がってる。

    梨花 吉野せい
     子どもが死ぬと、何十年経っても辛いものなのか。

    山椒大夫 森鴎外
     福島から福岡まで歩いていこうって、無理ゲーすぎでしょ。育ちが良くて世間知らずな奥さんと幼い子ども達と、奥さんが間違ったことをしている時にそうと言えない使用人ひとりじゃ、絶対に無理。
     父親に会いたい、という理由だけで、こんな無謀な旅をするはずがないよね?一体どんな事情があって、旅に出ることになったんだろう?現代から見るとそう感じるだけで、当時は普通のことだったの?

    島の果て 島尾敏雄
     フランスの戦争映画では、フランス人兵士と現地の女性が必ず恋に落ちるらしい。そのことを思い出した。

    鶴 長谷川四郎
     待機中の兵士は、何も起こってないことを喜びつつも、何かが起きて欲しいと思ってる。自分を取り巻く状況が、心底馬鹿らしいんだ。

    夏の花 原民喜
     広島 ある一家の被爆体験

    魚服記 太宰治
     太宰治という名になってから、初めて発表した作品。処女作なのかな?
     太宰治は、この作品を発表した15年後に入水自殺を遂げる。処女作で予言していたのか、処女作に呪われていたのか。

    極楽急行 海音寺潮五郎
     急行ってか…超特急だ。

    チョウチンアンコウについて 梅崎春生
     提灯が付いてるのは雌なんだ。後天的な雌雄同体の生き物なんだね。どういう風に進化してったらこうなるんだ。生き物ってすごい。

  • 夏の花が読みたくて、図書館で借りる
    山椒大夫、久々に読む
    「火鉢」に用語解説がつく

    表札 石垣りん
    碁石を呑だ八っちゃん 有島武郎
    梨花 吉野せい
    山椒大夫 森鴎外
    島の果て 島尾敏雄
    鶴 長谷川四郎
    夏の花 原民喜
    魚服記 太宰治
    極楽急行 海音寺潮五郎
    チョウチンアンコウについて 梅崎春生

    鶴と島の果ては従軍体験

  • 【収録作品】
    石垣りん    表札
    有島武郎    碁石を呑んだ八っちゃん
    吉野せい    梨花
    森鴎外     山椒大夫
    島尾敏雄   島の果て
    長谷川四郎  鶴
    原民喜     夏の花
    太宰治     魚服記
    海音寺潮五郎 極楽急行
    梅崎春生    チョウチンアンコウについて

    評価が他の巻より低いのは単純に好みの問題。テーマがテーマなだけに
    戦争文学なども含まれていて、再読はちょっと気が重い。
    文章の質でいったらこのシリーズはすべて★5だろうと思う。
    森鴎外以外初読。
    長谷川四郎の鶴が面白かった。行動から気持ちを描写するというか、
    モノローグ的なものはほとんどないのに、人々の気持ちが伝わってくる。
    望遠鏡をのぞくシーンなど、映像として心に残る文章だった。
    海音寺潮五郎 極楽急行も良かった。これはキャラクターがたってる。
    唐薯武士もそうだけれど、この人の文章は鮮烈な印象を残す。

  • 戦争系の話多し。
    「チョウチンアンコウについて」梅崎春夫(こういう事実だけが淡々と描写されたものののうがまさに「いのちって…。」て気持ちになる。戦後4年という書かれた時期も印象的)、「魚服記」太宰治、「梨花」吉野せい(70歳過ぎてから文章を書き始めたそう。40年以上形にならなかった子供の死の生なましさ)、「碁石を呑んだ八っちゃん」有島武郎、「極楽急行」海音寺潮五郎など

  • このシリーズ、2作目読了。ゆっくり読むのに良い。
    戦争にまつわる話が何点かあった。

  • 解説読んでも「?」って話が多かった。「夏の花」が読めてよかった。

  • 森鴎外の山椒大夫しか読んだ事のあるものがなかった。どれも素晴らしい内容ばかり。特に海音寺潮五郎の極楽急行はスピード感があって読後も爽やかで印象深い。

  • 石垣りんの「表札」から始まる、いのちと死の隙間に入り込んだ人々をえがいた日本文学の短編集。太宰治の「魚服記」の中で学生が崖から滝壺に落ち沈んでいく様子が、憧れで色づけされたように書かれていて胸がゾワゾワしちゃいました。

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2いのちの話 (中学生までに読んでおきたい日本文学)の作品紹介

第2巻はいのちの輝きをとらえた物語10編を収録。石垣りん「表札」、吉野せい「梨花」、島尾敏雄「島の果て」、長谷川四郎「鶴」、海音寺潮五郎「極楽急行」ほか。


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