- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751526965
作品紹介・あらすじ
恥ずかしがりやのおにいちゃんと、むじゃきな弟の心あたたまる絵本です。
家の中では元気いっぱい、おかしな歌を楽しくうたっているのに、
みんなの前でうたうのはイヤなおにいちゃん。
1年生になって、学芸会で音楽劇をすることになっちゃった。
先生は、そんなぼくにぴったりの役をくれた。
それは、モグラになって、おしまいの言葉をいう役。
春の歌が全部終わったら、モグラのぼくは、冬眠からさめて、
「とてもかわいい歌でした。これでおしまい」って言うんだ。
だけど、やっぱり恥ずかしくて……。
どきどきしている子をあたたかく見守る先生、家族、そして兄弟。
おにいちゃんの背中をそっとおしてくれたのは弟ですが、
先生の言葉がまた感動的!
「きっとできる」「きっとうまくいく」という言葉のすばらしさに
あらためて気づかされる1冊です。
感想・レビュー・書評
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弟思いのお兄ちゃんね
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弟がお兄ちゃん大好きな様子や、いつも弟を楽しませているお兄ちゃんが弟に励まされて勇気を出す様子に温かい気持ちになる
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弟思いのお兄ちゃんでも学芸会はとっても緊張します。たった一つのセリフ、失敗したらどうしよう…読んでいる側もきっとお兄ちゃんにドキドキハラハラします。(はま)
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かわいい
弟のために歌をよくうたって笑わせるやさしいお兄ちゃん
でもすっごい恥ずかしがりやで
学芸会の日逃走する
弟が探しに来ていっしょにステージにのぼって
うたって拍手喝さい! -
なんでスウェーデンの作品ってこんなに良いんだ?
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理想の兄弟。
これといって凝ったプロットや仕掛け、どんでんがえしもなにもない、
とある日常の普通のお話なんだけど鳥肌が立った。
普段は弟を引っ張っていってくれるおにいちゃん。
その背中に後ろから無邪気についていく弟。
でもおにいちゃんだって前に進めず止まってしまうことはある。
そんなときは弟が後ろからおにいちゃんの背中を押してくれるという、
素晴らしい関係、素晴らしい兄弟愛。
そう、アノ南波兄弟と同じなのだ。
(こちらは兄と弟が逆だけど)