人くい鬼

著者 :
  • あすなろ書房
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本棚登録 : 35
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751528167

作品紹介・あらすじ

お妃さまが海へ流した金のゆりかご。赤ちゃんの無事を祈る心とはうらはらに、流れ着いたのは、なんと人くい鬼の島!知られざるグリム童話の一編を、こみねゆらが絵本化。

感想・レビュー・書評

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  • 赤ん坊を海に流した理由が分からないままでおわりではありましたが童話らしく魔法の世界と言うことで、よしとしましょう。

  • グリム (著), こみね ゆら (イラスト)

    グリム童話集(岩波,金田鬼一)77話「人くい鬼」
    「恋人ローランド(KHM56)」の類話
    赤子を船で流す,暗闇で冠を交換,逃走譚(杖・一里靴・豆),花と蜂に化ける

  • [墨田区図書館]

    図書館の王子様・お姫様コーナーにあった一冊。

    あまり知られていないグリムのお話ということだったので一応借りてきてみたら、「読もうとしたけれど怖そうだからお母さん読んで」というリクエスト(笑)
    おーい、もう二年生だよねーと思いながらも読んであげると、「思ったより怖くなかった」そうそう、題名が人くい鬼だからね、人を食べてしまうのかなと思ってしまうけれど、実際は出てくる人くい鬼はやられ役だしね。
    ハッピーエンドとなる、お姫様を主人公にした典型的なおとぎ話です。

  • 絵が可愛らしくて手にしてみた。グリム童話らしいストーリー。あるお姫様が事情があって海に流され、人食い鬼の奥さんに育てられる。大人になり人食い鬼の息子と結婚させられそうになった時、王子様が現れ二人で命からがら逃げるが…

    グリム童話によくあるようなストーリーなんだけど、そもそも何故お妃が自分の子どもを海に流さなければならなかったのか?人食い鬼の住む島が何を表しているのか?

    など考えると別のストーリーがいろいろ浮かんでくる。

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著者プロフィール

グリム兄弟は、兄のヤーコプと弟のヴィルヘルムの兄弟。ドイツに伝わる昔話を集め、1812年に大人のために書かれた『子どもと家庭のための昔話集』として出版。「白雪姫」や「ヘンゼルとグレーテル」など、兄弟が集め改訂を加えた200以上ある物語は、「グリム童話」として世界各国で親しまれている。

「2022年 『こわいものなしの六人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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