- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784752001089
感想・レビュー・書評
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のんびりした題とは裏腹に、内容は強烈。ある意味えぐい。11月13日に死んだいたちが、朽ちてゆき、虫が寄ってくる。そして、土にかえり、毛と骨が残る。草花が生えてくる。容赦ない自然の営み。こうならないと地球上は死体だらけになり、疫病が蔓延するよね。絵が凄く凄く細かいスケッチ風。
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いや、驚いた。衝撃的な始まり。
後半はまあ、科学絵本ではよくある描写なのだけど、この前半はなかなか他にはない。
緻密な描写なのに、絵本らしい絵柄が、余計にリアルさを訴えてくる。おそらく、写真で見るよりも迫ってくるものがある。
昆虫や微生物たちを漫画っぽく描くことで随分緩和されているけれど、絵が持つ力に自然のありのままの厳しさを感じることができた。
後半の春、命の輝きも、前半があるからこそより一層鮮やかに感じられた。 -
皆さんこの絵本ご存知ですか?
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死をきちんと受け止められる年齢になったら読んで欲しい1冊です。自然科学絵本と言って良いのかもしれません。
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生き物の一生をたった数ページで、数分で伝えてくれる、その力は素晴らしいものがあります。
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秋にお母さんイタチが死んでしまいました。そばにいる子供イタチはただただ泣くばかり!
そしてその死を正面から見つめ、めぐる命を記録した植物連鎖を教えてくれるお話しです。
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お母さんイタチはその形が崩れ、どこからもとなくハエがやってきて、小さな虫達のエサになり、その虫達の次の生命を生み出します。
なんとなく怖いイメージですが、マンガチックに描かれているので、そのありのままの姿を冷静に受け止められます。
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文章が長く書かれている訳でもないのに、解体が進み、群がる小動物達の生きざまが細かい絵によって説明され、語らずして語る〜とはまさしくこのこと!
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生き物の日常をストレートに受け止められます。
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そして泣いていた子供イタチが今度は家族を持ち子供を守っています。
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死んでしまったお母さんイタチはいつしか花に埋めつくされ、土にもどり、遠い記憶の中で生きていく、不思議な感動と生命の力強さを感じます。
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タイミングをみて是非とも手にして欲しいと思ってしまいます。
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#のにっき
#近藤薫美子
#アリス館
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ストーリーは文字を通しては書かれていないので、
読み聞かせには向かないと思いますが、
まさに絵をよむ本です。
作者の近藤さんは、「命」という言葉を使わずに、
命の大切さを伝えたかったそうです。
子どもたちも、今はよくわからなくても、
大きくなっていつか感じ取れるのでは、と思い購入。
絵がとてもきれいで引き込まれますよ。
近藤さんはちゃんと学者さんに見せて、確認をとったほど、
事実を忠実に描いています。 -
「晩秋、小動物が死んだ。大地に横たえた体に、どこからともなくハエがとんできて、ツマグロヨコバイがひなたぼっこを始め、クモが毛にもぐりこみ…。あっ、という間の出来事でした。小動物の形が崩れていく様を、不思議な感動と静かな畏れを抱きながら、観察し続けた日々でした。やがて花に埋めつくされ、跡形もなくなった時、小動物の死は、私の中で思い出に変わったのでした。」
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衝撃的な本!!
幼児には早いかも。
現代の子は目をそむけてばかりなので
ショックかもしれないが
読んでみてほしい。
文は無い。
虫たちの吹き出しはあり。 -
絵がリアル~~~~
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11月13日 黒い雲の中ススキの穂が飛ぶ
11月14日 雨
11月17日 いいにおい
小動物の死の観察日記
> 細部を執拗に描く
驚きには容易に結び付きそうだけど「笑い」は、、、これは宿題ですね。
> 細部を執拗に描く
驚きには容易に結び付きそうだけど「笑い」は、、、これは宿題ですね。
まあ、図書館で借りてみてください。児童書ですよ。
まあ、図書館で借りてみてください。児童書ですよ。
にゃ~
にゃ~