はっぱじゃないよぼくがいる (森をあるけば 1)

著者 :
  • アリス館
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本棚登録 : 154
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752003168

作品紹介・あらすじ

葉っぱを見ていると、穴があいているものに気づくことがあります。穴があく理由は、虫が食べたり、風でこすれたりとさまざまです。とくに小さい子どもたちにとって、葉っぱの「目」はとても気になるものです。子どもたちと同じ目の高さでいっしょに見ると、そこには、子どもだったあのころの自然がまっています。あなのあいたはっぱが、森へのキップです。日本の森を撮りつづける写真家、姉崎一馬の写真絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 虫食いのあるいろんな葉っぱがたくさん。みんないろんな表情の顔に見えてくるんだよね。写真も鮮やかで美しい。

  • はっぱかな? はっぱじゃないよ…と続く言葉。
    実際はっぱなんですが、その表情にどんどん引き込まれていきます。
    自然の生物が作り上げた形に癒され、もっと身近に自然を感じたくなる絵本です。
    最後にはそれぞれのはっぱの名前も記載されているので、図鑑として勉強するのにも適しています。

     対象:幼  <しぜん>

  • 読んでて心地よいリズム。

  • ただの葉っぱの虫食い、と思いきや。顔のようになっている葉っぱ発見!怒っているような顔や笑っているような顔があり、特に見入ったのが「あいうえお」と言っているような口の形をした葉っぱでした。子供はもちろん、大人も思わず見入ってしまう葉っぱの写真絵本です。

  • こんな風に葉っぱの穴をみると楽しいなって思いました。
    自分でもこんな風にさがして楽しんでみたいなって思いました。

  • 葉っぱに虫がいる?のかと思ったら
    顔みたいになってる葉っぱの写真集でした。
    いろんな葉っぱがあって
    最後にちゃんと何の葉っぱなのか
    注釈がついてます。

  • 4歳8ヶ月と2歳1ヶ月。
    次男のお気に入りで何度も持ってきました。
    いろんな表情があって面白いです。

  • とてもかわいいおはなしだった。

  • こういう葉っぱ探しをしたら楽しいかも。

  • 2011年度)3青

  • はっぱを顔に見たてた写真絵本。
    詩を読むような、リズム感がある。
    3~4分。

  • 顔じゃないのに顔に見える。
    はっぱの写真がたくさんの写真絵本。
    「かなしいとき」のはっぱがほんとに悲しそう。
    かおに見えるものを探すのって楽しいですね。つい、探してしまいます。

  • 葉っぱの穴で表現されたいろいろな表情に、ぷっと笑ったり癒されたり、哀愁を感じたり……これを読んだ後に散歩に出ると、きっと道端の葉っぱについつい視線を落とし、時には座り込んで「顔」を探してしまいたくなるだろう。とてもユニークで優しい、想像と命を感じる写真絵本。

  • H23年2月 6-3 顔に見える葉っぱの写真絵本

  • 本屋に入ると
    正面に、この本が置かれていました。
    子供と二人で『ナニコレ!』と驚きながら近付いたのを
    今でも、忘れられません(笑

    花屋で働いていた時、
    毎日の様に、植物に接していると
    葉が 花が 茎が 植物の姿そのモノが
    それ以外のモノに見えて
    同じ様な発見をした人がいるんだ!
    しかも本にするなんて、なんて大胆!
    と可笑しくて、思わず衝動買い。

    一応、夏休みの指定図書?になっているのですが
    これで感想文を書くのは至難の業な気がしてなりません(苦笑
    何でしょうね
    ジャンルで言うなら写真集。

    是非是非、感じたままに見て欲しい本です。

  • 色も形も様々なはっぱたち。見ていると「はっぱじゃないよ」という声が聞こえてくるようだ。もう一度よ~く見ると、ほら、そこに顔が見つかる。「ぼくがいる」「わたしがいる」のだ。虫くいや破れの穴が二つの目に見えてくると、草や葉っぱ、落ち葉の中にたくさんの顔が見えてくるのだ。
    ・写真にぴったりの選び抜かれた言葉がとても効果的。
    ・こどもの気持ち(視点)を大切にしている。
    ・穴が二つあると「目」と認識され、顔に見えてくるのが不思議。

  • ただのはっぱ?いーえ。そこには命を感じるいろんな顔がありました。カメラを持って子どもとお散歩に出かけたくなる絵本です。

  • 『葉っぱ』ひとつひとつに表情があって
    『生きている絵本だぁ』と感じたステキな写真集です。


  • 「ぼく」「わたし」を探しに、山へ出かけたくなる本です^^

  • はっぱをよく見ると、いろんな顔が現れる。写真絵本。

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著者プロフィール

1948年東京都生まれ。雑木林から原生林まで日本全国の森林をフィールドとする。現在は山形県の朝日連峰山麓を活動の中心とし、子どものための「わらだやしき自然教室」をボランティアとともに行っている。その活動が認められ、(財)修養団より第17回蓮沼門三社会教育奨励賞を受賞。著書に『はるにれ』(福音館書店)、『ふたごのき』(偕成社)、『日本の森大百科』(TBSブリタニカ)、『姉崎一馬の新自然教室―朝日連峰山麓』(山と渓谷社)。『はっぱじゃないよ ぼくがいる』(アリス館)など。

「2019年 『きほんの木 花がきれい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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