クジラと海とぼく

著者 :
  • アリス館
4.11
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本棚登録 : 138
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752005230

作品紹介・あらすじ

少年の憧れだった海の世界はやがて彼を海洋写真家へと導いた。思い続ければきっとかなう。海とクジラを追いつづけた少年の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 「啐宅同時」
    機が熟したときには、外側からも手助けする力が自然にはたらく。
    自分自身がなにをしたいか、それを思いつづける心こそが最大の原動力になる。

    と、おっしゃる部分に共感します。
    海洋探検家ジャック·イブ·クストーや、わんぱくフリッパーに影響を受けた世代ですね。

  • #クジラと海とぼく
    #水口博也
    #アリス館
    #児童書
    #読了
    物語かなと思ったらノンフィクションでした。写真家、海洋ジャーナリストの方の生い立ち、人生が語られます。すごいなあ。好きなこと興味あることを追い続けられるって。自分はどうだろうか。自問することが大切なんだろう。72ページが好きだ。

  • 神秘的すぎる。そして感動した。幾つになっても、どんな事が起こっても、人は子供の様に純粋にまっすぐ夢を見る事はできるし、そのまっすぐさが自分を理想に誘ってくれることをこの本が教えてくれた。海やクジラはとても神秘的でありつつ、神秘的であるが故に怖さもある。自分ならクジラが真横にきたらビビりちらかして警戒心マックスになって、きっとクジラはすぐにどこかにいってしまうかも、波も怖いし、深いところも怖い。けど、怖い先にこんな世界が広がっているなら、いつか自分の目で見たい気持ちになる。とてもいい本だった

  • ふむ

  • 水口さんが、幼少期から大人になるまで、どんな日々を送ったか綴られている本。

    好きなことはいっぱいやって、いっぱい失敗しよう、と勇気をもらえました。

  • 2013年6月14日

    装丁/椎名麻美

  • 自分が本当にやりたいこと、自分の本当に関心があること。
    それを探し出すことのできた人は幸運ですね。

  • クジラの観察の本じゃないんです。
    未来に不安を持っているような
    子どもたちに、読んでほしいです。

    写真家さんの本だけど
    あえてイラストを中心に絵本のようなテイストです。
    編集者を経験している
    著者だからできたのかも。

  • やりたいことをちゃんとやってる人ってキラキラしてる。水口さんはずうっとまっすぐにやりたいことに向かって、全力で走り続けている。久しぶりに、そういうまっすぐな気持ちになりたいと思うことができた。好きなことにもっと全力で取り組んで、これからの自分も考えていかなきゃなって思う。
    クジラって思ってるよりずっとキュートな生き物なのかもしれない。

  • 2011年高学年課題図書。

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著者プロフィール

1953年、大阪生まれ。1978年、京都大学理学部動物学科を卒業後、出版社にて自然科学系の書籍、雑誌の編集に従事。1984年に独立し、写真家、作家として世界各地で海生哺乳類を中心に調査、撮影し、生態のレポートを行う。研究者との交流も多い。この十数年は、野生動物への影響を考慮しながら撮影を続けると同時に、地球環境の変化を追い極地への取材も多く行う。近年は、自身の活動が環境に与える影響も視野に、身のまわりの自然に視点を移している。
主な著書に、『オルカ――海の王シャチと風の物語』(早川書房)、『オルカ アゲイン』(風樹社、講談社出版文化賞写真集賞受賞)、『マッコウの歌――しろいおおきなともだち』(小学館、日本絵本大賞受賞)、『世界で一番美しい ペンギン図鑑』『世界で一番美しい シャチ図鑑』『世界で一番美しい クラゲ図鑑』(誠文堂新光社)、『黄昏』『世界で一番美しい アシカ・アザラシ図鑑』(創元社)、『南極ダイアリー』『クジラの進化』(講談社)ほか多数。

「2023年 『世界アシカ・アザラシ観察記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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