- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784752005513
作品紹介・あらすじ
自然にひそむあたりまえをなぜだろうと思う力、驚く力が、人類と地球の未来をつくるすごい技術につながっている。蝶の羽、蜂の巣…生物の知恵を借りると、地球に優しく、かつ画期的なモノができる。新視点の科学本。
感想・レビュー・書評
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自然に学んだすごい技術!
人間もいろんな技術を作り出してきたけれど、まだまだまだまだ、
自然界の中の小さな生き物たちのすごい機能にはかなわなかったるするのだ。
ヤモリの指がすごい!ハスの葉がすごい!蚊の針がすごい!蝶の羽がすごい!カブトムシの羽の畳み方もすごい!
そしてすごいことに気がついて、それを研究開発している人間もすごい!自然に学ぶという姿勢と、やっぱりそのしくみの解説がおもしろい!
字も小さいので小学生にはちょっと難しいかな?いや、興味のある子なら読めるかな?(i44)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ビブリオバトル、エキシビションマッチ。学校司書紹介。
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モルフォチョウの鱗粉が青でないことに驚き。
フナクイムシが今のシールド工法。
カワセミ、フクロウが新幹線。
カブトムシやテントウムシの羽の仕舞い方が宇宙開発ミウラ折りに。 -
本の題名からヤモリのことを深堀する本だと思ったがそうではなかった。
ヤモリをはじめ自然界の”すごい”を集めた本。
①まず生き物のすごいところを説明
②次にすごいところを科学的解説
③最後にそれを現代の科学や未来の科学で実現するメリットを紹介
わかりやすい文章とかわいい絵で大人から子供まで楽しめる一冊。
光の波長の話を足の速さで表現してくれるとわかりやすいですよね。 -
生物のそこに目をつけたか!と驚かせられる内容ばかりで面白かったです!生物たちは物理学を誰かに教えて貰ったわけでもないのに生きていく過程で自分たちでこの在り方に辿り着いたんだから、本当に感服です。人間が生物から学ぶことはまだまだ沢山ありそうだなと思いました。人間と他の生物の一つの共生の形を学べました。物理を一通り学んでから読むとより一層楽しめますが、分かりやすい言葉とかわいい絵で説明されているので小学生でもかなり理解できると思います。
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息子が面白いと言っていました。
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敢えての体系的過ぎない説明は自由研究の促しかな
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技術の本は色褪せないですね。
自然に学ぼうという謙虚な気持ちが、発見を開発に結びつけたのでしょうか。
ちびっ子たちは、カの注射器、フクロウとカワセミのタッグで出来た新幹線がお気に入りのよう。
渡シ場ハスの葉っぱが好きです。 -
請求記号 504/Ma 74
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工学にはこれらの自然の力が大きくかかわっている。自然はすでに最適解を得ており、解をしっている。人間の作ったものはあくまで人間にとって便利なだけで人間の作ったものが良いものとかそんなことはないんだなと改めて思った。自然の力はものすごい。