かなと花ちゃん

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著者 : 富安陽子
制作 : 平澤 朋子 
  • アリス館 (2012年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752005735

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かなと花ちゃんの感想・レビュー・書評

  • 【図書館】『面白かったぁ!』読了後、思わず出たこの言葉。お話しするお人形なんて素敵すぎます!花代と一緒にいたから、不思議な出来事にあったんだろうな、と思いました。富安陽子さんのお話は、本当に素晴らしいと思います。

  • このお話では3つの不思議なことが起こります。1つ目は縁日で特等を当てたこと。2つ目は松本さんの幽霊とおしゃべりしたこと。3つ目はヘンゼルとグレーテルたちと遊んだこと。この3つの中で一番心に残ったのは松本さんの幽霊とおしゃべりしたこと。松本さんは生き人形を作る人で、最後の人形を作った後に亡くなったそうです。なぜカナの前に姿を現したのか、気になってしかたないです。

  • ベタといえば下手だが、昨今の芥川賞作家などよりよっぽど質感のある文章。

  • お人形をひろったかなちゃんが不思議な体験をします。
    どの体験も温かな不思議につつまれています。

  • 梨木さんのりかさんのような話でした。
    ほんとにこのかたの文章綺麗だなぁ。

  • 小さなま町の八百屋の娘の加奈は、お使いの帰りにお人形を見つけた。何日も放っておかれ、雨にぬれ汚れているけれど、きれいな着物を着たおかっぱ頭のお人形。加奈には、そのお人形の言葉が聞こえるのです。お人形の名前は花代。持ち主の女の子に置き去りにされてしまったのだ。加奈は、持ち主が出てくるまで預かる事にして、家に持って帰り大事なお友達になる。
    加奈と花代は、お寺の縁日やお使いにいた家などで不思議な体験をする。
    女の子と人形の、ちょっと不思議なファンタジー。
    小学校中学年の女の子向きのおはなし。

  • 花代は茉莉ちゃんがおばあちゃんにもらった人形
    加奈ちゃんは八百元の長女。弟ふたり、祖母と両親と暮らす。

    茉莉ちゃんが原っぱで遊んでいたときに花代を忘れて帰ってしまう。
    その花代の声を聞きつけみつけて家に連れて帰ってくれたのが加奈。
    加奈は人形の声が聞こえる。

    その二人が四天王像(東光寺の縁日)、にんげんそっくりに作られた人形(メロンを配達している途中の家松本)、青い目をした人形(車いすの小坂さんのおばあちゃん)に出会う不思議なお話。

    お人形っていうのはね。自分のお母さんになる子にはじめて逢うときが一番緊張するものなの。もし、その子が自分のことを好きになってくれなかったらどうしようって思うのんだもの・・・

    人形には名前が必要。ときひと
    ポーリン
    小坂ちづるちゃん

  • 女の子向け、といっていいと思う。自分は、そんなに人形遊びに親しんだ記憶は無いのだけれど、わからないことはない。富安さんらしい優しい、そしてちょっと不思議なお話だ。

  • 富安陽子さんのお話は、どれも間違いなく、心がほっとあたたかくなるような楽しさと豊かな日本の情趣に満ちている。お人形の花ちゃんと、言葉を交わすことのできる、小さな町の八百屋の長女、四年生のかなが春の野原で出会い、二人で四季を過ごす。お小遣いをもらって縁日に出かけ、配達を手伝って幽霊に出会い、おばあさんの夢の中に入り込んで、お菓子の家のパーティに招かれる。

    この二人のキャラクターに関しては、富安陽子さんのものとしてはあまり魅力的とはいえない、あまりにもクラシックでステレオタイプなイイコちゃんぶりだと思う。

    だがやはり、日常のすぐ向こう側にある不思議な世界と関わってゆく世界の不思議で楽しい豊かさは、面目躍如。行間からあふれ出すような、しっとりとした懐かしさを感じさせるような、そんな日本の四季の光の情景描写が素晴らしい。

  • お人形の声が聞こえる女の子と、人形が不思議に出会うお話。

    お人形を手に入れたいきさつなどに、もやもやしてます。
    それでいいの?って感じ。
    でも昔は今より必要なくなったものなら譲るのが当たり前だっただろうから、こんなものでしょうか。

  • 新聞で見ました。小学校中学年からになっていました。

  • 花代は原っぱに置き忘れられた日本人形です。持ち主の茉莉ちゃんが取りに来てくれなくて、一人、原っぱで歌をうたっていました。
    雨にもあたって汚れた人形の歌が聞こえた、かな。はじめは、人形が歌っていたなんてびっくりしました。そして、人形なのに話しができるなんて!
    かなは、花代を花ちゃんと呼んで家に連れて帰ります。持ち主が見つかるまで、花ちゃんのお姉さんとして、ずっと一緒にすごしました。
    心がある人形の花ちゃん、そして人形の声が聞こえる かな。
    二人はそれから、ふしぎな体験をするのでした・・・。

    縁日での がらがらくじで 特賞が当たって、四天王たちや あまのじゃくと出会ったり、
    おつかいに行って、昔に人形作りをしていたという おじいさんの幽霊と出会ったり、
    戦争の前にアメリカからやってきて、戦争中に焼かれそうになったセルロイド人形と、人形を助けたおばあさんの夢の中にはいったり、

    冨安陽子さんお得意の、なんでもない日常から ふと入り込むファンタジーの世界。
    中学年から

  • 夏、人形、幽霊(?)。捨てられていた花代を拾ったかな。うーん?

  • 心が純粋だから、お人形「花代」とお喋りできる。お互いの思いやりを学んだ。

  • お人形の花ちゃんが前の持ち主にいらないって言われちゃうのが悲しい。
    お話全体はまとまっていて読みやすい。軽い読み物として〇

  • かなは人間の女の子、花ちゃんはかなが拾ったお人形。
    人と人形の繋がりを中心に、不思議な人形たちとの出会いが静かに描かれます。
    ちょっぴり昔の日本、ほんの少しの妖しさと日常が絶妙にいい感じです。
    挿絵も雰囲気があってステキです。

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かなと花ちゃんの作品紹介

四天王像たち、本物そっくりのお人形、青い目のお人形。加奈と花代が出会う人形たちの3つの物語。

かなと花ちゃんはこんな本です

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