すき好きノート

著者 :
制作 : 装画:安野 光雅 
  • アリス館
4.15
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本棚登録 : 889
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752005919

作品紹介・あらすじ

詩人・谷川俊太郎さん/装画・安野光雅さん企画。
右からよむと、こどものページ。左からよむと、おとなのページ。
子育て世代のお母さんたちへの応援歌。
大好きな人と一緒に、読んで、描いて、世界に1冊しかない本をつくろう。

感想・レビュー・書評

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  • 書店に注文します。…7.30入荷。おとつい注文したばかりなのに早かった。素敵な本。嬉しい!ついでにパワーストーンのアクセサリーと、蜂蜜とバスクリン、買って帰った。りまの、浮かれています。

  • あいてるところに絵や言葉をかいてね。
    空いてるスペースはあなたのものです。
    あなたとの合作で世界に一冊しかない本になります。

    おとなとこどもように、それぞれ25ずつの質問。
    本来は、本に直接書くんですが、本を汚すのは抵抗があるので。

    A4用紙にタイプして、はさみこむことにしました。
    おとなようからはじめましたが、こどもようもたのしめました。

    すきっていいね あかるいね
    すきがあるって たのしいな
    すきってだいじな きもちだよ
    すきだと やさしくなれるもの

    すき好きノートです

  • お子さんが産まれた友人に何かプレゼントをしよう…
    絵本なんてどうだろう、、、?
    と思って、京都・一乗寺の恵文社に行って見つけた本。

    イラストが可愛くて手に取ったけど、
    “自分の好きなものを本に書き込んでいく”、というのが面白いし、『自分のすきを大事にして欲しい』と思って、この本をプレゼントすることにしました。

    左開きは子ども用、右開きは大人用になっていて
    親子で1つの本を作れるのが良いアイデア。

    お子さんが大きくなっても宝物にできる本だと思うので、わたしも将来こどもが生まれたら
    自分用にもGETしたい1冊。

  • 子どもは好きにのびのびとためらいもなく自由にかきました。もう2~3年前。年長さん時代。小学校に入学したら、なんとこれを教材として子どもに取り組ませていました。かく内容は変わっていました。成長したなー。
    問題は、大人側。難しい。
    質問と同時に谷川さんの答えも書かれちゃってるから、なおさら難しくなります。天才の答えの後にバカな自分をさらせない、プライド高い私。あと10年、いや20年若かったらスラスラかけたと思う。
    好きなものをどんどん手放して、育児に全力すぎるんか…それとも自分と向き合う余裕がなくなったのかな。自分の興味関心が子育て。もうそれだけ。
    空の巣症候群にだけはならないように。子どもの自立が目標なんだ。そう言い聞かせる。
    そうか、今の好きは子育てとかけがえのない子ども達。そして、子どもだった頃の自分を抱きしめたいんだ。これからかけそう。

  • 面白いのは、大人に対する質問の方が、子供に対する質問よりも、子供っぽいこと。
    大人はやたらと「いちばん好きな〇〇」を選ばされる。いちばんを選ぶのは、大人には難しい。きっと、谷川俊太郎は、わざとやったのだろう。

  • 読書のための本からは一線を画す、表からと裏からとの2つの構成物で成り立つノートです。
    そもそも谷川俊太郎さんの紡ぐ言葉が、わたしは大好きです。
    私は自分の好きなものをばっちしビッシリと書き込んで小6息子にお誕生日プレゼントしました。息子もまた自身のすき。というのをたくさん見つけて欲しいなと切に願っています。自分軸で人生をゆく、初歩を踏みしめる本だと感じました。
    (2021/12/20このり)

    自分の欲にフタをしがちなことに気づき、まずは何が好きか振り返ろうと思った時に出会った本。一冊の中に子ども/大人向けページがあり、親子で一緒に楽しめます。"すき"や"ワクワク"に敏感になると、やりたいことが見えてくるかもしれません。
    (2023/05/19 みゆう@サポーター)

  • 谷川俊太郎さんの文章も素敵だし、この本の好きな物を自由に書いていいというコンセプトも素敵。一生持ち続けていたい本です。

  • 自分でつくっていく本。装丁も言葉も美しく、人間味がある。すきなものでつくられていくノート。私の大好きなもので溢れている。好きってなんか好き。

    この本だけは、読み終わらないかも。

  • 子どもに読み聞かせしたくなりますね。

  • 大人部分は一応終えたので。そのうち今度はこどもの方も書こうと(描こうと)思っています。

    買ってからしばらく、パラパラめくって、なかなか書かずにいたんだけれど、かっこいいシャーペンとノートをひょんなことから手に入れて、それに思いついたことを書いたりしているうちに、このノリで書いたら良いのかと思って書き始めて、始めてしまえばとても楽しかった。

    パラパラ見ていた時にも読んでいたはずの谷川さんの答えが、いざ自分が書こうとしてみると急に何倍も心に入ってきたり、ずっと思い出していなかったことを思い出したり、楽しい時間でした。

    中高生の頃には、よくノートの隅に思いついたことを書いていたし、大学生の頃は、授業中とか、一人でお茶してる時とか、とにかくひたすらルーズリーフに書くということをしていて、なんか日記とか、本の感想とか、その時によって色々だったけど、「好きなものを数える」というのは結構な頻度でしていた。
    窓際高校生みたいな大学生活だったので、当時のわたしなりに切羽詰まってたのかもしれないけど、好きなものを数えるのは、たまになら素敵なことだ。あんまり頻繁だと疲れちゃうけど。

    授業中に暇がなくなったくらいから書いたりしなくなって、たまに手帳に書いたり、ツイートしたりはしているけど、まとまってだらだら書くことはほとんどなくなっていて、それが健全なのかもしれませんが、この度こういう機会を与えて頂いて、久々に書いて、そんなに得たものがあったかはよく分からないけど、書いている時間は楽しい時間だったと思う。

    長くなりましたが、つまり、持っていて書いていない方はぜひ書いてみてください。書いた方が楽しめるとわたしは思います。

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著者プロフィール

1931年東京生まれ。詩人。1952年、21歳のときに詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来、子どもの本、作詞、シナリオ、翻訳など幅広く活躍。主な著書に、『谷川俊太郎詩集』『みみをすます』『ことばあそびうた』「あかちゃんから絵本」シリーズ、訳書に『スイミー』等がある。

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