あめのひのくまちゃん

著者 :
  • アリス館
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本棚登録 : 250
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752006398

作品紹介・あらすじ

あめのひってきれいでふしぎでいつもとちがうにおいがするんだよ。

感想・レビュー・書評

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  • 雨の日に退屈している子供さんと読むのにぴったりの絵本。
    雨の日の外出みんなは何を見つけられるかな?
    くまちゃんのようにきれいな何か、不思議な何か、いつもと違う何か…あなたの初めてが見つかったら素敵だね。
    雨の夜にはしとしとしとしと…雨音を聞きながら眠りましょう。

    元気が出ない時は絵本に救われるなぁ。
    雨の日に出かけたわが子をうちの前で待っている温かいおかあさんくまのように、私もどんな時でも子供が安心して帰ってこられる温かい場所でありたい。

    高橋和枝さんの絵本は本当に癒されます。「りすでんわ」も大好き♪大人の方もぜひ。

  • あめのひってたのしい
    くまちゃんの言葉にはっとします。
    大人になると嫌だと感じることや
    当たり前に感じること、
    こどもの頃は楽しかったりこわかったりしたな~(*^^*)
    大人になってもきれいなものをきれいと感じて言える心を持っていたいです。

  • 柔らかい感じの絵が雨の風景にとてもよくあっています。文字の音、雨の音、それぞれが合わさり静かな空間の雨の音が伝わってくるかのよう。絵本の世界に吸い込まれそうな内容です。

  • 配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
    https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01427103

  • あめのひってきれいでふしぎでいつもとちがうにおいがするんだよ。

    午後遅くに降ってきた雨。
    くまちゃんは いつも遊んでいる場所がどうなっているのか心配になって、
    雨の中、出かけていきます。

    ぽつぽつぽつぽつ。
    カエルやミミズが集まって、いつもよりにぎやかな雨の野原。
    ぽたぽたぽたたん ぽったんとん。
    雨のわっかが生まれては消える、いつもより不思議な雨のお池。
    いつもと違う匂いのする、雨の林。ぼんやり霞む、雨のお山。
    くまちゃんがいつも遊んでいる場所は、いつもより少し違った雰囲気になっていました。

  • 雨の日の絵本だけど、決してジメジメ冷たくはなく、逆に心が温かくなる。
    表紙のくまちゃんの見上げ感が好き♪

  • 絵の具がじんわり紙(和紙?)に染み込んで滲んだような質感が、雨の日にぴったり。
    雨の様子を見に行ったくまちゃんが、道すがらいろいろな小動物や植物がめいめい雨の日を過ごす様子に出会い、お母さんの待つ温かいおうちに戻ってきます。
    全体的に、しっとり静かな感じで、雨のにおいもしてきそう。

  • 雨の日ならではの風景が五感をくすぐります。

  • 一般的に自然現象としての「雨」を、うとましく感じる人もいるかもしれないけれど、雨の日のこまやかな風景や音の描写を丁寧に書き(描き)表していると思いました。「雨の日」といっても、いろんな感じの雨とか、その匂いとか、いろんな音がある。

  • 私が気に入った!笑
    こどもは、まぁまぁ、といった感じ。
    でも静かに聞いてた。
    図書館で借りたけど、欲しいなぁ。
    癒される…

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著者プロフィール

1971年神奈川県生まれ。東京学芸大学教育学部美術科卒業。ステーショナリー会社を経て、フリーのイラストレーター。レター、文具、雑貨の商品化も多数行い、絵本作家としても、数々のシリーズを手がけている。

「2015年 『黒猫と読書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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