ゆうだちのまち

著者 :
  • アリス館
3.08
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本棚登録 : 149
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752007562

感想・レビュー・書評

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  • 私にとって、杉田比呂美さんは、柏葉幸子さんの「霧のむこうのふしぎな町」のリナのイメージが印象的で、どこか素朴で懐かしく温かい絵柄が好きなのですが、その印象は、この絵本でも変わりません。

    内容は、夕立のごく短い時間における、「ゆきちゃん」の目まぐるしく変わる、子ども心に感じる素直な気持ちを、ただ描いているだけなのですが、驚いたり、喜んだり、不安になったりと、そのコロコロと変わる子どもの可愛らしさが、リズミカルな文体と、時にコマ割りで動きをつけて、みずみずしく表現されております。

    そのゆきちゃんの心境は、まさに、子どもの心の中を、そのまま覗き込んでいるかのように思われて、児童文学に携わる人は、大人なのに、子ども心を、とても理解されているのだなと、当たり前のことかもしれませんが、改めて、実感いたしました。

    • 111108さん
      たださん、お二人の絵本ってもしかして『親切なおばけ』でしょうか?読みましたよ!私的にはそれぞれの持ち味がいきてて(上から目線ですみません)い...
      たださん、お二人の絵本ってもしかして『親切なおばけ』でしょうか?読みましたよ!私的にはそれぞれの持ち味がいきてて(上から目線ですみません)いいなぁと思いました。

      『火点風神』は知りませんでした。初期の作品なんでしょうか?また心の読みたいに登録ます。ありがとうございます♪
      2022/05/19
    • たださん
      111108さん、こんにちは。

      そうです。「親切なおばけ」です。

      ブクログで検索した時に、新装版の方だけ出てきたので、111108さんが...
      111108さん、こんにちは。

      そうです。「親切なおばけ」です。

      ブクログで検索した時に、新装版の方だけ出てきたので、111108さんが読まれたことに気づきませんでした。失礼しました(・・;)

      「火天風神」は、杉田さんのイラストでは無い初期版は、1994年発売ですね。

      史上最大の大型台風が、孤立したリゾートマンションに直撃して・・・その後も色々な事が起こる、人間の本性が覗ける物語です。
      2022/05/20
    • 111108さん
      たださん、ありがとうございます。
      心の積読が増えていく一方です(-.-;)
      たださん、ありがとうございます。
      心の積読が増えていく一方です(-.-;)
      2022/05/21
  • 親しみやすい絵。

  • 表紙が ステキで 借りてきた 絵本♪ 通り雨、夕立…夏の 風物詩♪ 涼しくなるしね。でも、ゲリラ豪雨は 勘弁してほしい((T_T))

著者プロフィール

東京都生まれ。絵本作家、イラストレーター。本の装画や挿絵を数多く手掛ける。絵本作品に『てのひらおんどけい』『みちとなつ』(福音館書店)、『12人のいちにち』(あすなろ書房、日本絵本賞大賞受賞)、『ゆうだちのまち』(アリス館)などがある。

「2023年 『ほしまつりがやってくる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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