サリンジャー選集(2) 若者たち〈短編集1〉

著者 : J.D.サリンジャー 刈田元司 渥美昭夫

• 荒地出版社 (1992年2月20日発売)

感想・レビュー・書評

[Mさんの感想 · 2014年10月20日]

ホールデン・コールフィルドへの追憶

[みよしさんの感想 · 2012年10月8日]

サリンジャー初期短編。サリンジャー戦記を読んで、読んで見たいと思い、手に取った。

[kochidontoさんの感想 · 2011年11月5日]

「最後の休暇の最後の日」が傑作。
戦場に向かう前日、主人公の青年が幼い妹に向けて心の中で語りかける言葉が感動的。自分の持論が正しいという確信が持てないにも関わらず、様々な条件をつけ「きみは大きくなったら賢い子になるよ。もしきみが、賢い子になれないのなら、素敵な女の子になれないのなら、僕はきみが大きくなるのを見たくない。素敵な女の子になれよ、マット」と言い切る彼の、不器用だけれどもとても強い気持ちが心を打つ。
いつまでも純真無垢な小さな子供のままでいることはできない、誰一人として変えようのない普遍的な事実と、世の中の流れの為に、もう二度と大切な妹にも会えない可能性を抱えたまま戦場へ向かわざるを得ない主人公の個人的な状況は共通して残酷だが、雪を見るシーンからラストに向けての流れで多くの読者は救われると思う。

[なっちゃんさんの感想 · 2011年2月2日]

村上春樹の翻訳夜話に紹介されていて、購入した。

パールハーバーのことで日本にすごく恨みを持っていることがわかったり、女心の難しさのみたいなものの描写が面白かった。

『ライ麦畑でつかまえて』のもとになった作品「きちがいのぼく」めあてに買ったけど他の作品も魅力的だった。

[yarobutaさんの感想 · 2009年3月4日]

後の作品のプロトタイプらしき作品がいくつか収録されていて興味深く、さらにどれも面白い。

[アリアさんの感想 · 2007年5月1日]

まだ読んでない

[もだめさんの感想 · 2007年4月1日]

ソニー・ヴァリオーニ